【野球居酒屋】懐かしの「近鉄バファローズ」グッズが盛りだくさん　パ・リーグ好きおすすめ居酒屋【ビークレイジー

2023/03/05 07:05

ぱーぷる編集部（喜畑恵太）

【野球居酒屋】懐かしの「近鉄バファローズ」グッズが盛りだくさん　パ・リーグ好きおすすめ居酒屋【ビークレイジー｜奈良市】

奈良県奈良市、近鉄富雄駅から徒歩1分にある野球居酒屋『ビークレイジー』。
店長の浅川さんは、今はなきプロ野球「近鉄バファローズ」のファン。店内には近鉄のグッズが多く並ぶが、ここは「パ・リーグ」のお店だという。
その理由とビークレイジーでチェックすべきおすすめグッズ＆サインをご紹介。

元近鉄バファローズラルフ・ブライアント氏公認！カツカレーラーメン

今年でオープンして6年目を迎える『ビークレイジー』。
消滅してしまった「近鉄バファローズ」を後世に残したいという思いから、店長の浅川さんがお店を立ち上げた。

居酒屋メニューはもちろんのこと、中には元近鉄バファローズのラルフ・ブライアント氏公認の「カツカレーラーメン」など品数豊富。

お店には数多くの懐かしの「近鉄グッズ」が並ぶが、中には南海ホークスであったり、阪急ブレーブスなど他球団のパ・リーググッズも並ぶ。
「パ・リーグには難民のファンが多いですからね。」

パ・リーグは6球団全てが身売りを経験。
関西の球団だけでも、大阪近鉄バファローズはオリックス・ブルーウェーブと合併、阪急はオリックス・ブレーブス（ブルーウェーブ）に、南海は福岡ダイエーホークスへと名前が変わった。

球団の名前だけでなく、本拠地が変わったことにより球団自体は存続するが、本拠地が遠くなってしまい、球場に行けなかったり、応援しずらくなってしまったファンもいる。
こういうファンを救いたいという思いから、浅川さんは今は「ビークレイジーはパ・リーグのお店」というようになったという。

ここではそんなファンを受け入れ、みんなで野球談議ができるお店となっている。

球団別オリジナルメニューもあり

ビークレイジーといえば、プロ野球OBによる「トークショー＆サイン＆撮影会イベント」。
近鉄の選手はもちろん、他球団の往年の選手たちをお店に招いて行うトークショーイベントが大人気。

「今はYouTubeなどで昔の選手のプレーや当時の話をいつでも観ることができる時代ですよね。YouTubeを開設されているOB選手などもいる。でも、この店ではそこでは話せないことも披露してくれるので、ファンの皆様に喜んでもらっていますね。」
と浅川さんは語る。

中にはセ・リーグの球団に所属していたOB選手も。
「『マッシー・ムラカミ（アジア人初のメジャーリーガー）』さんがおっしゃっていた話なのですが、クーパーズタウン（アメリカ野球殿堂博物館がある街）でイベントがあった際に老若男女のお客さんからスタンディングオベーションを受けたそうなんですね。アメリカの野球文化では、例えばですがおじいちゃんがお孫さんに『マッシー・ムラカミがいなければ、野茂もイチローも大谷も存在しなかったんだよ。』って、球団の隔たりなくレジェンドの話を後世に言い伝えるんです。
日本だとあまりない光景ですよね。相手チームのOBの選手が球場に来ても球場全体がスタンディングオベーションを送るってあまり見られないですよね。日本の野球は、メジャーリーグのように他球団をリスペクトするということがないなーと感じることが多いです。そこで、日本のレジェンド選手を野球ファンみんなに知ってほしいという思いもあり、セ・リーグで活躍された選手も来ていただくようにしています。」
と理由を打ち明けてくれた。

今後のビークレイジーイベントはこちら

正田耕三氏（元広島東洋カープ）トークショー＆サイン＆撮影会

【日時】
2023年3月25日（土）
15：00～17：00
【チケット料金】
6,000円（税込）
※飲み物全種類飲み放題付き
※サイン券＋撮影券各2回付
※当日追加サイン・撮影券1枚1,000円（税込）お1人様10枚まで

長池徳士氏（元阪急ブレーブス）トークショー＆サイン＆撮影会

【日時】
2023年4月8日（土）
●第1部
13：00～15：00
●第2部
16：00～18：00
【チケット料金】
12,000円（税込）
※飲み放題付き
※サイン券＋撮影券各2回付
※当日追加サイン券1枚1,000円（税込）お1人様20枚まで

福本豊氏（元阪急ブレーブス）トークショー＆サイン＆撮影会

【日時】
2023年4月15日（土）
●第1部
13：00～15：00
●第2部
16：00～18：00
【チケット料金】
16,000円（税込）
※飲み放題付き
※サイン券＋撮影券各2回付
※当日追加サイン券1枚2,000円（税込）お1人様2枚まで

近鉄バファローズ往年のグッズが並び、中にはコアなグッズも。
一見さんは入りにくい雰囲気ではあるが
「むしろ大歓迎です。この店の空間を酒のアテにしてほしいんですよね。話をするよりも、この店の雰囲気を楽しんでいる方もいらっしゃいます。僕は野球オタクでマニアなので、年代に合わせた野球の話ができるので、肩ひじ張らずに来て楽しんでもらえたら。」
と話してくれた。

奈良県にお店を構えるのだが、県内のお客さんは少ないそう。
奈良の野球ファンの皆さん！
駅近なので、ぜひ訪れてみて！