2023/02/25 07:00
ぱーぷる編集部(塩田)
【奈良の日本酒|Unシリーズ】人気のあらごしシリーズを生んだ酒蔵|梅乃宿酒造
1893年に葛城市で誕生した『梅乃宿酒造』。2023年3月には130年を迎える。
2022年7月には、新しい酒蔵が同市寺口に新設され、酒蔵見学も楽しめる。
直営店が併設されているので、日本酒の製造工程を学んだ後に購入することができるのもうれしい。
"飲む人の笑顔"を求めた酒造り
「新しい酒文化を想像する蔵」として、柔軟な発想でお酒の魅力を広めてきた『梅乃宿酒造』。
戦後には下請けを中心に事業を拡大し、1960年には看板商品の「天下一」が誕生した。
しかし、時代の流れと共に日本酒の消費量が減少。
「他と違うことをしていかないと生き残れない」と感じた先代社長が、当時はタブーと考えられていた梅酒造りを始め、事業を拡大していった。
さらに現在では珍しくない日本酒の世界進出だが、『梅乃宿酒造』は早くから世界を視野に入れ、2002年からアメリカへ輸出。
日本酒最先端を突き進んでいる酒蔵だ。
酒蔵見学では、楽しく酒造りを学ぶことができる
◆梅乃宿酒造おすすめのお酒 ①Unシリーズ
左)Unfold SAKE(アンフォールド サケ) 1800㎖ 3,300円/720㎖ 1,650円 右)Undersong SAKE(アンダーソング サケ) 1800㎖ 2,860円/720㎖ 1,430円(すべて税込)
2020年に誕生した「Un(ユーエヌ)シリーズ」は、これまでに培った製法・原料を見直し原点回帰をテーマにした商品シリーズ。
日本酒に馴染みがない若い年齢層にも人気だ。
「Unシリーズ」を代表する定番の「Unfold SAKE」は、爽やかな甘みと軽やかな甘みがバランスよくまとまった純米大吟醸。
もうひとつの定番商品「Undersong SAKE」は、ふわりとした吟醸香と、丸みのある口当たりが魅力の純米酒。
定番の他にも、季節限定の「Unfeigned SAKE(アンフェインド サケ)」シリーズも。
四季の移ろいとともに、お酒の味わいを楽しんでみて。
◆梅乃宿酒造おすすめのお酒 ②あらごしシリーズ
左)ゆず 1,800㎖ 3,388円/720㎖ 1,694円/180㎖ 484円 中)梅酒 1,800㎖ 3,388円/720㎖ 1,694円/180㎖ 484円 右)みかん 1,800㎖ 3,388円/720㎖ 1,694円
厳選した原料のみを使用した日本酒リキュール。
果実を丸かじりしたような、贅沢な味わいは日頃日本酒を嗜まない若い層にも大人気!
2023年には誕生から16年目を迎える人気シリーズだ。
特に人気の味はみかん。
果肉感が強く、甘みもしっかり感じられるので飲みやすい。
お酒初心者におすすめ。
また、種類によっては180㎖のお試しサイズがラインナップ。
ギフトとして手軽に贈ることができるのもうれしい。
お酒好きはもちろん、ビギナーにもやさしく自分に合うものをおすすめしてくれるので、安心して葛城市の酒蔵へ訪れてみて!
梅乃宿酒造株式会社(直営店)
- 住所/奈良県 葛城市 寺口27-1
- 電話/0745-43-9755
- 営業時間/10:00~18:00
- 定休日/不定休
- 駐車場/有