東大寺の伝統行事「お水取り」の歴史と伝統を紹介する特別陳列開催【奈良国立博物館

2023年2月4日（土）～2023年3月19日（日）

奈良県奈良市の奈良国立博物館にて、特別陳列「お水取り」を開催。

お水取りは正式には修二会（しゅにえ）と言われる東大寺の二月堂でおこなわれる仏教法会。天平勝宝4年（752）以降、一度も絶えることなく1270年以上にわたって勤め続けられてきている伝統行事だ。

東大寺の伝統行事「お水取り」の歴史と伝統を紹介する特別陳列開催【奈良国立博物館｜奈良市】

重要文化財　十一面観音像（奈良・東大寺）

お水取りは二月堂の本尊十一面観音に、東大寺の僧侶が人々にかわって罪を懺悔して国家の安泰や万民の豊楽などを祈る法要で、現在では3月1日より2週間にわたって行われる。

本展は、東大寺でお水取りがおこなわれるこの時季にあわせて毎年開催される恒例の企画。実際に法会で用いられた法具や、歴史と伝統を伝える絵画、古文書、出土品などが展示される。

「お水取りが終わると春が訪れる」と言われている奈良の伝統行事。この特別陳列でお水取り（修二会）への理解を深めよう！

二月堂縁起＜部分＞（奈良・東大寺）　※写真の場面は2月21日から展示

重要文化財　二月堂神名帳＜部分＞（奈良・東大寺）

開催概要

【開催期間】2023年2月4日（土）～2023年3月19日（日）
【会場】奈良国立博物館東新館（奈良市登大路町 50）
【開館時間】9：30～17：00　
※土曜日は20：00まで
※入館は閉館の30分前まで
※東大寺二月堂お水取り（修二会）期間（3月1日～14日）中、3月12日（籠松明の日）は19：00まで、土曜日以外は18：00まで
【休館日】2月6日（月）・20日（月）・27日（月）
【観覧料金】一般700円、大学生350円、高校生以下および18歳未満、満70歳以上無料
【アクセス】近鉄奈良駅下車徒歩約15分または JR奈良・近鉄奈良駅から市内循環バス外回り「氷室神社・国立博物館」下車すぐ
【問合わせ先】ハローダイヤル（050-5542-8600）

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