2023/02/20 07:00
ぱーぷる
【奈良の日本酒|菊司(きくつかさ)】創業300年以上の老舗で蔵元杜氏が造るこだわりの酒|菊司醸造
奈良県生駒市にある老舗蔵「菊司醸造(きくつかさじょうぞう)」。大阪と奈良を結ぶ奈良街道の宿場町であった小瀬(おぜ)の地で、江戸時代の1705年(宝永2年)に初代藤兵衛が酒造業を始めてから創業300年以上の歴史をもつ。
代表銘柄は「菊司(きくつかさ)」「くらがり越え」「往馬(いこま)」など。
この老舗蔵では、13代目蔵元が自ら杜氏となって高精白・手造り・小仕込み・瓶燗・冷蔵庫貯蔵等、手間を惜しまずこだわりを持って酒を造っている。
とくに上槽は機械は使わず、昔ながらの「ふね」で搾る。圧を控えて優しくじっくり搾ることで、雑味のないキレのいい酒が仕上がる。とても手間ひまのかかる作業だが、昔から受け継がれきた菊司の伝統だ。
◆菊司醸造おすすめの日本酒
くらがり越え 純米酒 720ml 1,177円(税込)
松尾芭蕉が詠んだ奈良街道の暗峠(くらがりとうげ)から命名。生駒土産としても愛されるファンの多い酒。すっきりとした辛口純米。ぬる燗で呑んでみて!
菊司 菩提酛純米 720ml 1,870円(税込)
室町時代に奈良の菩提山正暦寺で創醸された菩提酛(ぼだいもと)造りを500年ぶりに復活させて仕込んだ純米酒。辛口でかつ、菩提酛らしい酸味と旨味を感じる逸品。
往馬(いこま)純米 オルニチン酵母仕込 720ml 1,375円(税込)
奈良県独自の酵母「オルニチン酵母」で仕込んだ純米酒。肝臓の働きをよくすると言われているオルニチン成分が1リットル当たりシジミ400個分も含まれているという、珍しいお酒。独特な味わいがクセになる。安心して飲みすぎないように、注意!
◆日本酒のほかにもある!菊司醸造おすすめの商品
造り酒屋の奈良漬
造り酒屋ならではの一品。
純正酒粕をふんだんに使い、厳選した素材を漬け込み、漬けかえる伝統の技により、食べ飽きしない風味あるものに仕上がっている。
酒のツマミにもご飯にもぴったりの人気商品。
菊司醸造株式会社
- 住所/奈良県 生駒市小瀬町 555
- 電話/0743-77-8005
- 営業時間/(平日・土曜日)9:00~17:00(日祝日)10:00~16:00
- 定休日/新年3日間、お盆3日間のみ
- 駐車場/3台