2023/01/30 07:00
ぱーぷる
【新店】ならまちで本格日本料理が食べられるお店が誕生。体にしみる贅沢ランチ|和食カフェ&バー Comfy(コンフィー)
奈良県奈良市の猿沢池からほど近い西寺林町。
2022年12月26日『和食カフェ&バーComfy(コンフィー)』が門を開いた。
念願のお店を開いたのは、若き3人。
それぞれの得意分野で作り上げた『コンフィー』では、出汁からこだわる本格的な日本料理を手軽に食べられる。
舌が肥えたお客さまも太鼓判を押す日本料理をご紹介。
料理は食材が命。
野菜は御所市『奥野ファーム大和』、醤油や味噌は奈良市『井上本店』、お茶は大和郡山市『健一自然農園』、コーヒーは奈良市『松焙煎店』、日本酒は天理市『登酒店』と奈良のものにこだわっている。
それらを丁寧に調理するのは料理人・千鶴さん。
10年以上料亭で修業を積んできた確かな腕。
野菜は必ず生で食べて味を確認するそう。
調理の過程で火加減や味付けを調整するためだ。
千鶴さんの味付けは基本的には薄味。
素材そのものがもつ、食感や旨み・甘みを大事にしている。
薄味と感じさせず、食べた人が満足できるのは、千鶴さんの丁寧な調理の証。
椿御膳「おかき衣の肉じゃがコロッケ」 1650円(税込)
その時々で替わるランチは2種。
取材時の椿御膳は「おかき衣の肉じゃがコロッケ」がメイン。
おかきの塩味が効いた衣と、肉じゃがの甘味とのハーモニーがやみつきになるコロッケ。
全て手作りのからしマヨネーズで食べると、辛味が加わり三位一体となって楽しませてくれる。
プラス100円で季節の炊き込みご飯に変更が可能。
取材時は鯛飯。
土鍋で炊いた鯛飯は、ほんのりおこげの香ばしさと、生姜の香りを感じさせてくれる。
ふっくらとした鯛の身は、食べた後にしっかりとうま味の余韻を残す。
麩と白菜の味噌汁
お味噌汁は、かつお節、まぐろ節、昆布を絶妙な配合で取った出汁に『井上本店』の五徳味噌で仕上げる。
優しい出汁が体にしみる。
山茶花御膳「鶏団子と冬野菜の煮物~柚子味噌のせ~」 1650円(税込)
山茶花御膳のメイン「鶏団子と冬野菜の煮物~柚子味噌のせ~」は、やさしくほっこりとしたおいしさ。
冬に欠かせない自家製調味料「柚子味噌」で爽やかな風味を。
冬野菜は、大根・太ネギ・春菊。
副菜は五目豆・小松菜のお浸し・「紅くるり」という赤大根を使用した紅白なます・キャベツの柚子塩漬け・煮物(花レンコン・かぼちゃ・里芋・にんじん)・出汁巻き卵。
もちろん全て手間暇かけて、丁寧に手作りされたもの。
心もからだも満たされること間違いない。
夜はつまみとお酒が楽しめるBarに
千鶴さんが作るお酒のあても絶品。
自家製ガリやポテトサラダなどが人気だけど、中でもイチオシは甘辛く味付けされた「鶏ミンチコロッケ」。
お客さんから「今まで食べた中で一番おいしい!」とお墨付きを頂いたそう。
『登酒店』の日本酒・米焼酎・リキュール
お酒はビールを始め、カクテルやシャンパンなど豊富な品揃え。
自家製ガリを使用したチューハイ「ガリチュー」は、一度お酒好きなら飲んで欲しい人気の商品。
おいしいお酒におつまみまでぬかりない、なんとも贅沢なバーだ。
『登酒店』の日本酒・米焼酎・リキュール
オーナーさんと料理人・千鶴さん。barではオーナーの弟・誠さんがお酒を作る。
店名の「comfy」は「心地がいい」などを意味する。
その名の通り、お客様がより快適に過ごせることを一番に考え、内装から全て手作り。
奈良の吉野杉を使ったテーブルやカウンター、ツートンの壁などで和を意識しつつも、スタイリッシュに仕上げた。
デザイナーでもあるオーナーのこだわりが詰まった空間なのだ。
ぜひ足を運び『コンフィー』の魅力に共感してほしい。
和食カフェ&バー Comfy(コンフィー)
- 住所/ 奈良市西寺林町6-2
- 電話/-
- 営業時間/ランチ11:00~15:00/カフェ15:00~18:00/バー18:00~23:00
- 定休日/木
- 駐車場/なし