2023/01/21 15:35
ぱーぷる
【新店】妥協を許さない!ザクッ、ふわっ、もちっ、カリッ五感でたのしむパン屋が誕生|BAKERY西村工房(ベーカリー西村工房)
2022年9月23日に、奈良県天理市にオープンした『BAKERY 西村工房』。店内には食パンやフランスパン、総菜パンやサンドイッチなど、毎日40~50種類が並ぶ。
旨みを極めたパンは500~600個用意されるも、早い時だとお昼過ぎには売り切れてしまうとか。
17年間パンを作り続けてきた奥さまと、いつかはカフェをしたいと思っていたご主人が、念願のお店をオープン。
ザクッ、ふわっ、もちっ、カリッ、しゅわっと、「五感で味わうパン」をコンセプトに食材、商品に合わせた食感を大事に作りだしている。
オーナーさんは徳島出身だが、高校から天理市に在住。
「地域の人に受け入れてもらえる価格を」
と比較的お手頃価格なのも、オーナーさんの人柄が表れる。
パン職人が作りだす、究極のこだわりパンをご紹介。
クロワッサン 180円(税込)
とにかくザクザクの食感を追求し、焼き時間などを研究。
妥協を許さずに作り上げた自信のクロワッサン。
枝ショコラ 180円(税込)
その名の通り、枝のような見た目で、最初から最後までチョコとともにザクっとした食感が楽しめる。
理想の食感をどこまでも追求し、たどり着いた自信のレシピ。
パン・ド・ロデヴ 330円(税込)
フランス南部の『ロデヴ』という町で作られているパン。
高加水パンという製法で作られており、通常よりはるかに多い量の水を使う。
見た目ほどのハードさはなく、中はみずみずしく弾力があり、「ふわもち」の新食感。
そのままでももちろんおいしいが、焼いてもみずみずしさが損なわれないのが特徴。
お店で出会えれば、ぜひ買ってほしい商品のひとつだ。
ホットコーヒー 280円(税込)/パン・ド・ロデヴのパストラミサンド 330円(税込)
パン・ド・ロデヴを使ったこちらのサンド。
しっとりと食材を包みこみ、噛めば噛むほどにうまみが出てくる。
表面はほどよい硬さで、食べ応えもありお昼にぴったり。
ホットコーヒーは東ティモール産オーガニックコーヒー。
しっかりとコーヒーの風味を感じつつも、苦みが少ないためコーヒーが苦手な人にもおすすめ。
後味すっきりで飲みやすく、パンとの相性も抜群。
お子さまには、カフェインレスの甘いアイスカフェオレもオススメ。
フロマージュ 180円(税込)
チーズの形をしている、見た目がかわいい人気の商品。
ふんわりやわらかい生地に、クリームチーズとブルーベリーが入っている。
ゆず胡椒フランス 180円(税込)
ネーミングを見ただけで心奪われる人も多いだろう。
パンに柚子胡椒という見たことのない組み合わせに、わくわくが止まらない。
食べてみると、しっかりとゆず胡椒の風味と辛味が感じられ、パンにじゅわっとしみ込んでいるバターのコクもたまらない。
このおいしさを実現できるのは、フランスパンの命である「気泡」を作り出す技術が高い証なのだ。
ゆず胡椒は、その道の名人による手作りそのもの。
フランスパンシリーズは、明太子やミルクなどほかにもたくさん。
曜日で替わるおたのしみパン
コーヒーチョコブレッド 290円(税込)
小さめの四角いパン。
曜日で楽しめ、取材時の木曜日は「コーヒーチョコブレッド」。
・月曜→抹茶香るあん食パン 220円(税込)
・火曜→くるみあん食パン 290円(税込)
・水・金曜→おいもブレッド 280円(税込)
・木・土曜→コーヒーチョコブレッド
店内には、食卓を彩るかわいい雑貨も。
「パン屋らしくない工場っぽい雰囲気にしたかった」
というご主人は店内にもこだわり。
レジカウンターや棚は全て手づくりだという。
早くもリピーター続出の当店。
わざわざ「おいしかったからまた買いに来ました」と伝えに来てくれるお客さんもいるという。
今までパン屋に勤めていた頃は、お客さんと会話をする機会がなかったが、自身のお店ではお客様との距離が近く、直接お客さんの声が聞けることに嬉しさを感じるオーナー。
この地で愛されるお店になること間違いないだろう。
確かな味と、お2人が作り出す温かい空間。
わざわざでも訪れてほしいお店だ。
BAKERY 西村工房
- 住所/ 奈良県天理市川原城町374-9
- 電話/0743-20-8449
- 営業時間/ 8:00~18:00
備考/※売り切れ次第閉店
- 定休日/日、祝日 その他休業日/第1・3土曜・毎月17日
- 駐車場/2台