2023/01/05 16:20
ぱーぷる編集部(喜畑恵太)
【オリックス】高校時代のチームメイトの話も 日本シリーズで大活躍!奈良県天理高校出身の太田椋選手インタビュー
©ORIX Buffaloes
日本シリーズ2022の第7戦、初回先頭打者初球ホームランを放った、奈良県の天理高校出身の太田椋選手にインタビューを行った(※インタビュー月 2022年12月)。
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ー今シーズンを振り返ってみていかがですか?
「やはり優勝したのはうれしかったです。ただ、個人的には悔しいシーズンでした。」
ーシーズン終盤は活躍されている印象がありますけど、悔しいシーズンだったんですね。
「そうですね。1か月くらいしか活躍できていなかったので。」
ー9月3日の奈良県で行われたファームの試合では大活躍されており、調子がよく見えました。
「ファームでは夏場以降はいい状態を保てていました。あとは一軍で結果が出せるかが課題でしたね。」
ー今年「一番良かった試合」「悔しかった試合」を教えてください。
「一番良かったのは日本シリーズ第7戦、ホームランを打った試合ですね。それか9月19日のソフトバンク戦ですね。バント3つをしっかりと決められたので。
逆に悔しかったのが8月5日の日本ハム戦。3三振で途中で交代を告げられ、次の日に登録抹消になった試合ですね。」
ーその日本ハムとの一戦は1番バッターでしたよね。日本シリーズ第7戦では1番に入り、貴重なホームランを打ったわけですから、借りは返した感じですね。
「そうですね。8月5日の日本ハム戦の次の日に、二軍行きを伝えられたのですが、その際に中嶋監督から『初球からもっとどんどん打っていけるように、しっかりとタイミングが取れるように頑張れ!』と言っていただいて、それを頭に入れて二軍で練習をしていたので、実際に結果として出たのはよかったです。」
ー日本一が決まった瞬間はどのような気分でしたか?
「あまり覚えていないですね。本当にこれが現実なのかな?と思っていましたね。よくわからなかったです(笑)。」
ークライマックスシリーズ優勝を決めた際に、超巨大クラッカーの紐を引っ張ることになりましたが、なぜあの大役を担うことになったのですか?
「いや、わからないです(笑)。急にみんなに『椋!こっち来い!』と言われたので、行ったらその役を任されることになりました。」
奈良県について
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ー2022年のドラフトで指名された大学生の中には、太田選手と同学年の方々が多かったと思いますが、覚えている選手はいましたか?
「ソフトバンクに育成で入った木村光投手(奈良大付属)ですかね。決勝戦で負けた記憶が残っています。」
ーあと、ぱーぷるでドラフト前に様々な選手にインタビューさせていただいたのですが、その中に坂根佑真投手(東北福祉大)がいらっしゃいました。同じ天理高校出身ですが、当時の印象はいかがですか?
「……。楽しいやつですね(笑)。3年の時に寮の部屋が一緒で、楽しかったですね。」
ー今でも連絡を取られることはありますか?
「あります、あります!最近だとドラフトの前に連絡を取りましたね。『ドラフトかかりそう?』とかやり取りをしましたね。」
ー坂根投手がおっしゃっていたのですが、太田キャプテンは『怖かった』そうですね。
「怖く見せていましたね。内心は怒っていなかったですけど(笑)。」
ーただ、坂根投手は「太田キャプテンに指摘されたら仕方がないと思えるほど自分にも厳しかった」とおっしゃっていました。
「それは意識していましたね。チームを引き締めるという意味で。」
ー今の太田選手は優しいイメージがあるので、想像もつかないです。
「なんで当時あんなにも怒っていたかわからないですね(笑)。」
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最後に奈良県の方々へメッセージ
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「来年は一軍でレギュラーを取ります!
そうなると、佐藤薬品スタジアムでは皆さんにお会いできないので、ぜひ京セラドームまで観に来てください!」