2023/01/01 19:00
ぱーぷる編集部(喜畑恵太)
阪神新監督・岡田彰布氏との関係も直撃!奈良県橿原市出身の三浦大輔監督インタビュー【横浜DeNAベイスターズ】
©YDB
2022年シーズン、横浜DeNAベイスターズ をセ・リーグ2位に導いた奈良県橿原市の三浦大輔監督にインタビュー。今年から指揮を執る阪神タイガースの岡田彰布氏との関係についても聞いてみた(※インタビュー日2022年11月)。
2022年シーズンについて
ー2022年シーズン振り返ってみていかがですか?
「去年も悔しかったですが、今年も去年とは違った悔しいシーズンでした。」
ー途中、ヤクルトの背中が見えていましたものね。
「昨年に比べるとチームが力を付けていることは確かですが、やはり優勝できなかったことが一番悔しいですね。
あとは、昨年同様にヤクルトの胴上げを目の前で観ましたからね。まだ横浜も優勝の可能性は僅かですが残っていたわけですからね。」
ー以前のインタビューで三浦監督が現役時代に付けてらっしゃった背番号18のお話を出させていただきました。その後に小園健太投手が18番を付けることになりましたが、実は決まっていたとかありますか?
「いや、決まってはいなかったですよ。球団から話はあの時にあったか、なかったかという段階でしたね。横浜のエース、ゆくゆくは球界を背負っていってくれる投手になってくれるだろうという期待を込めて託しました。」
奈良県について
©YDB
ー昨年(2021年)、奈良県人会のイベントで久しぶりに奈良県に戻られたと思いますが、地元に帰られていかがでしたか?
「落ち着きますよね。あの空気感がいいですよね。」
ーどこか立ち寄った場所はありますか?
「時間的に短かったですからね。ん~どこ行ったやろ(笑)。まあ、車の中から『ここ変わらんな~』とか『懐かしいな~』と景色を観ているだけでも楽しいですけどね。40年前になりますが、小中高の思い出が蘇ってきますよね。時間があればどこかに立ち寄ってみたいですけどね。」
阪神タイガース新監督岡田彰布氏について
©YDB
ー2023シーズンから岡田彰布氏が阪神タイガースの監督に就任されることになりました。三浦監督は子どもの頃から岡田監督と面識があったと聞きましたが本当ですか?
「はい。初めてお会いしたのが岡田さんが早稲田大学から阪神タイガースに入団された時ですね。サインをもらった記憶があります。」
ー三浦監督がプロ野球の世界に入る時に、岡田監督は三浦監督のことを覚えてらっしゃいましたか?
「もちろん、もちろん!うちの親父が岡田さんの後援会に入っていて、小さいころから写真を撮ってもらったり、お話してもらったりしていましたから。ソフトボール大会もあり、それにも参加したことがありましたよ。僕が横浜に入団した時には『おめでとう』とおっしゃっていただきました。」
ー岡田監督と現役時代に対戦したことはあったのですか?
「岡田さんがオリックスの時にあります。オープン戦ですけど。確かショートゴロかショートフライだったかと思います。」
ー三浦監督が打ち取ったんですね。
「打ち取ったというかね。あの当時、大ベテランの岡田さんが2月のオープン戦にわざわざ僕のために出場してくださったという感じですね。あの時期にベテランの方が出てくることはあまりないですからね。うれしかった記憶がありますね。」
ーその岡田監督と今年は監督として対戦されることになりますが、楽しみですか?
「そうですねー。僕というより親父の方が楽しみなんじゃないですか。僕は監督としてチームを率いるということしか頭にないですね。岡田さんとの関係はグラウンドでは関係ないですからね。試合になればDeNAベイスターズが勝つことしか頭にないです。ただ、子どもの頃から観ていた選手ですし、現役時代には対戦もした選手、そして岡田さんが監督で僕が選手の時も対戦していますし。何か不思議な縁を感じます。」
2023年のシーズンの意気込み
©YDB
「2022年シーズンも悔しい思いをしました。この悔しさは優勝をしないと晴らせないと思います。チームは年々力を付けてきています。選手たちを信じて、みんなの力を存分に発揮できる采配ができるように頑張ります。」