江戸時代にタイムスリップ。今井町の町めぐりはここから【今井まちなみ交流センター華甍（はないらか）｜橿原市】

奈良県橿原市、近鉄橿原線八木西口駅からほど近くにある今井町。
ここは、重要伝統的建造物群保存地区である。
そんな今井町の中核をなす施設ともいえる『今井まちなみ交流センター華甍（はないらか）』。

今井町めぐりをするなら、まずはここ。
今井町の歴史を知れば、より一層楽しめるだろう。

この建物は、1903年に『奈良県高市郡教育博物館』として建設され、その後、1929年からは今井町役場として使用されていた。

1990年に奈良県指定文化財となり、1995年に修繕工事が施され、建設当初の姿を復元。
今井町の歴史がわかる資料館『今井まちなみ交流センター華甍』として開館した。

県下でも数少ない明治建築となっており、本館と左右対称となった翼廊（よくろう）が特徴。
和洋折衷で重厚感の美しい建物だ。

『華甍』の名前は一般公募によりつけられたそう。
建物を上から見た時に、花の形に見えたことと、「甍＝かわらの屋根」が特徴的という理由から。

かつては寺内町として栄えた今井町

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称念寺を中心に寺内町として、発展した今井町。
多くの商人が移り住み、木綿業などが盛んだった。

今井町の町がジオラマに

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町の防衛のため、周囲に堀を巡らされた環濠（かんごう）や、9つの門、また見通しのきかない筋違いの道路が特徴的だ。
町のジオラマで見ると、よくわかる。

今もなお、江戸時代の伝統的な様式を保つ建物

『華甍』では、重要文化財に登録されている住宅の模型を展示。
平入りの建物、本瓦葺き（ほんがわらぶき）、漆喰の白壁、出格子などが特色。

豊田家住宅の模型

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音村家住宅の模型

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ここで学び、江戸時代に思いを馳せながら散策してみれば、きっと見え方も変わる。

まずは、ここから訪れてみよう。

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