2022/11/22 07:00
ぱーぷる
11月22日はボタンの日。海のない奈良県で明治時代より受け継がれている貝ボタン【奈良県的今日は何の日】
1870年11月22日(新暦新暦1871年1月12日)日本海軍の制服をつくる際に、金地ベースで桜と錨(いかり)模様の国産ボタンが採用されたことを記念して、日本釦協会や全国ボタン工業連合会などが旧暦の日付である11月22日に制定した記念日。
実は奈良県北部にある川西町では、昔から「貝ボタン」の生産が盛んで、全国でもトップシェアを誇る。
主に高瀬貝、白蝶貝、黒蝶貝などの天然素材で作られており、綺麗な光沢を放ち、とても高品質なボタンだ。
「海のない奈良でなぜ貝ボタン...」と思われる人も多いと思うが、理由は町内に流れる4つの河川が大阪からの舟運の利便性に富んでいたことからだそう。
明治時代に始まった貝ボタン産業は、今もなお受け継がれている。