2022/10/19 19:45
ぱーぷる編集部(喜畑恵太)
【ドラフト2022】ドラ1候補も!曽谷龍平、坂根佑真、伊原陵人、木村光 奈良県出身・ゆかりのある候補たち<投手編>
2022年10月20日17:00よりプロ野球ドラフト会議が行われる。今回は奈良県出身・ゆかりのあるドラフト候補の中から注目投手をピックアップする。
白鴎大学・曽谷龍平(そたにりゅうへい)
奈良県斑鳩町出身。
左投左打。
斑鳩中では志貴ボーイズに所属。
高校は秋田県の名門明桜高校。
3年の夏に現ロッテの山口航輝選手とともに、現日本ハムファイターズの吉田輝星投手を擁する金足農業と決勝戦で対戦し0-2で敗れて高校野球生活を終えた。
この試合について曽谷投手は
「負けたら引退という状況で、すごいピッチャーが出てきましたよね。負けたことに悔いはないです。(チームメイト)みんなでやれたことが印象深いです。」
と語った。
白鴎大学では3年時から活躍。
3年生の秋のリーグ戦では5冠を獲得した。
150キロ台のストレートと、巧みな変化球を投げ分ける左腕。
オリックス・バファローズがドラフト1位指名を公言している。
東北福祉大学・坂根佑真(さかねゆうま)
奈良県橿原市出身。
左投左打。
中学では橿原磯城シニアに所属。
天理高校に進学。
同期に現オリックス・バファローズの太田椋選手がいる。
3年時に太田選手はキャプテンだったが、太田キャプテンの印象について
「怖かったです…。人にも厳しかったですが、自分にも厳しいので、キャプテンに何を言われても仕方ないなとは思っていました。」
と語った。
天理高校卒業後は東北福祉大学に進学。
3年秋、4年春のリーグ戦ではベスト9に選ばれた。
ストレートは140キロ前半台だが、真っすぐを含めて変化球のコントロールが抜群。
大阪商業大学・伊原陵人(いはらたかと)
奈良県橿原市出身。
左投左打。
小・中は軟式野球部に所属。
高校は奈良県の名門智辯学園に進学。
3年夏には準決勝で坂根投手擁する天理高校と対戦し敗退。
最後の夏を終えることになる。
大商大では 2年生の秋のリーグ戦で新人王を獲得。
3年生春にはベスト9を初受賞している。
東北福祉大学・坂根投手が「自分と同じようなタイプでライバル」と語ったように緩急をうまく使って抑えるタイプのピッチャー。
佛教大学・木村光(きむらひかる)
奈良県桜井市出身。
右投左打。
中学時代は坂根投手と同じ橿原磯城シニアに所属。
高校は奈良大学附属に進学。
奈良大学附属に進学しようと決めたきっかけについて聞いたところ
「元々は公立高校に行こうと思っていました。ただ、そこを落ちてしまい、奈良大附にお世話になることになりました。
当時は勉強がしたかったので、奈良大附に進まなかったら野球をやっていなかったかもしれないですね。」
と語った。
佛教大学では
2022年全日本大学野球選手権で抑え投手として活躍しベスト4に大きく貢献。
肩を少し痛めたようだが、秋のリーグ戦では先発投手として活躍。
体調は万全でドラフトの日を迎える。