2022/11/01 18:45
ぱーぷる編集部(喜畑恵太)
階段数は450段!修験道の道場『金峯山寺蔵王堂』~『脳天大神龍王院』まで歩いてみた
奈良県吉野郡吉野町にある『金峯山寺』。
金峯山寺は修験道の道場とも言われる修行の場。
今回は金峯山寺蔵王堂から450段階段を降りたところにある脳天大神龍王院まで歩いてみた。
金峯山寺蔵王堂
金峯山寺の一番の見どころは国宝『蔵王堂』。
高さは34メートルあり、奈良県では東大寺大仏殿に次ぐ大きさの木造大建築。
創立年代は不明だが、何度か焼失したことが分かっており、今の本堂は1592年に建てられた物。
本尊金剛蔵王大権現三体をはじめ、多くの尊像を安置している。
脳天大神龍王院までは歩いて15分ほど
『脳天大神龍王院』に祀られる脳天大神は、首から上の願い事に霊験あらたかとされいて、頭の病気や受験の神様として知られている。
蔵王堂を正面にして、左の階段から下りて行くと、その道中には『聖仏舎利宝殿』などがあり、『役行者銅像』の前から450段の階段を下りて行く。
階段は整備されていて、歩きやすい。
蔵王堂から、歩くのが速い人であれば15分ほどで脳天大神龍王院に到着できる。
緑が豊かな所で、癒されること間違いなし!
戻るのも450段の階段を上がることになるので、体力に自信のない方はお気をつけを!
仁王門(国宝)は令和10年まで工事中
金峯山寺の参拝者を迎える『仁王門』は現在解体大修理中。
高さ20.3メートルもある山門は国宝に指定されている。
こちら修理の費用が約20億円もかかるそうで、金峯山寺では寄付金を募っている。
完成は令和10年を予定。
再び姿が現れるのを楽しみに待ちたい。
金峯山寺(きんぷせんじ)
- 住所/奈良県吉野郡吉野町吉野山2498
- 電話/0746-32-8371
- 営業時間/8:30〜16:00
- 定休日/無
- 駐車場/専用駐車場なし