2022/10/14 07:00
ぱーぷる
【秋の花特集2022】深まる秋を感じる奈良の秋の花スポットPart2
少しずつ肌寒くなって秋の深まりを感じる今日この頃。
今回は10月、11月に見頃を迎える奈良の秋の花スポットをご紹介!
まだまだ奈良の秋を満喫しよう。
※花の見頃は気候により前後します。
※密を避けてお互いにマナーを守って花を楽しみましょう。
【斑鳩の里|斑鳩町】歴史的遺産と可憐なコスモスの共演
斑鳩の秋の風物詩としてすっかりおなじみとなったコスモス。
法起寺の周囲をとりまく田園に一面のコスモス畑が広がり、歴史的遺産とコスモスが渾然一体となった古都「斑鳩」の秋の原風景に心が癒される。
特に、東や南東方向から見ると、法起寺の日本最古の三重塔を背に咲くコスモスが見られ、絶好の撮影スポット!
斑鳩町のHPにて開花の状況や開花場所、駐車場などを示した「コスモスマップ」が掲載されているので、おでかけ前にチェックしよう♪
【見頃予想】10月中旬~11月上旬
【住所】奈良県生駒郡斑鳩町岡本(法起寺周辺)
【おふさ観音|橿原市】境内いっぱいに咲き誇る色とりどりのバラ
夏には「風鈴」で涼を感じさせてくれた奈良県橿原市の『おふさ観音』。秋にはバラが見頃を迎え、1995年から続く恒例行事の「バラまつり」が開催される。
おふさ観音のバラはその品種の多さが特徴。なんと約3,800種類、約4,000株ものバラを楽しむことができる。
「バラまつり」では、境内いっぱいに咲き誇る色とりどりのバラを堪能できるとともに、本堂にて天才人形師・安本亀八作「生き人形」などおふさ観音が所蔵する寺宝の数々が特別公開されるのでどちらも楽しもう。
【見頃予想】10月中旬~11月下旬
【場所】おふさ観音(奈良県橿原市小房町6-22)
【バラまつり】2022年10月19日(水)~11月30日(水)
【霊山寺|奈良市】世界平和への祈りをこめたバラ庭園
平和の祈りを込めたバラが咲き誇るお寺、奈良県奈良市の『霊山寺(りょうせんじ)』。200種2000株、約10万本のバラが咲き集うバラ園は、1957年開園、1200坪の近代庭園。
庭園には戦争終結を記念して作出された「ピース」という名のバラを中心に、つるバラ・四季咲き・ミニチュアローズなど、様々なバラが色とりどり咲き集う。
庭園内で、春と秋のバラの最盛期のみ営業しているティーテラス「プリエール」でバラを愛でながらのティータイムを過ごすのもおすすめ♪
さらに、バラの香るこの季節、霊山寺では本尊の薬師如来をはじめ、日光・月光菩薩、十一面観音、毘沙門天、極彩色四天王などふだんは目にすることのできない仏像や宝物が本堂(国宝)にて特別公開される。こちらもお楽しみに。
【見頃予想】10月中旬~11月上旬
【場所】霊山寺(奈良県奈良市中町3879)
【秘仏宝物展】2022年10月23日(日)~11月13日(日)
【葛城高原|御所市】黄金色に輝くススキの大パノラマ
春のツツジで有名な葛城高原(葛城山)は、秋はススキの名所に様変わり。
下界で秋を感じる季節になると、葛城山一帯は黄金色に輝くススキの大海原に。標高959mの山頂で秋風にススキの穂先がなびくさまはとても爽快!
もちろん山頂からは360度大パノラマのロケーションも楽しめる。眼下に広がる大和盆地と大和三山の眺めも絶景!
ススキのほかにも山野草など秋の山風景が満喫できる。山上にはロープウェイがおすすめ。
【見頃予想】10月中旬~11月下旬
【場所】葛城高原(奈良県御所市櫛羅)
【曽爾高原|曽爾村】ススキのじゅうたんと幻想的な山灯り
日本300名山の一つ、倶留尊山(くろそやま)から亀の背に似た亀山を結ぶ西麓に広がる曽爾高原。
曽爾高原はススキで一面覆われた草原で、例年9月中旬になると穂が出始め、ススキのじゅうたんが風に揺れる景色が見られるようになる。10月中旬頃を過ぎると穂が白い綿のようになり、さらに11月上旬を過ぎると次第に金色へと姿を変える。
ススキが美しい秋、曽爾高原ではお亀池周辺の遊歩道が約200個の灯籠で照らされる「山灯り」が行われ、幻想的な景色を堪能できる。天気がよければ満天の星空も見られ、雄大な自然に感動すること間違いなし。
【見頃予想】10月中旬~11月下旬
【場所】曽爾高原(奈良県宇陀郡曽爾村太良路)
【第20回 曽爾高原山灯り】2022年9月10日(土)~11月23日(水・祝)