2022/09/20 07:00
ぱーぷる
吉野に来たら、ここでほっとひといき。心に響くTSUJIMURAの葛菓子【TSUJIMURA&cafe kiton(ツジムラ&カフェキートン)|吉野町】
奈良県吉野郡吉野町の吉野山中千本エリアに立ち並ぶ飲食店のひとつに吉野の本葛がたのしめるお店『TSUJIMURA&Cafe Kiton』がある。
『TSUJIMURA』は吉野名産、本葛を使ったお菓子や吉野杉を使ったグッズなどを販売している。
特に、「イマジネーションに働きかけるお菓子」をコンセプトにして作られた、おしゃれなパッケージや独創的なネーミングの葛菓子は「心に響く贈り物」として注目を集めている。
また、併設された『Cafe kiton(カフェキートン)』では「木と音楽」を感じることができ、旅の疲れも癒されるだろう。
落ち着いた空間で吉野ならではの本葛メニューやからだにやさしいおいしいランチを。
吉野に来たら、ここで一息ついて、おみやげを買って帰ろう。
地元の木を使用したルーバー状の壁はほどよく目隠しにもなり、いい季節には心地よい風が吹き抜ける。
「誰もがフラットに過ごせる場所にしたい。」というオーナーさんの思いで、10年前にデザイン性溢れるお店に改装された。
木のぬくもりの中にもアクセントで鉄素材を使用し、スタイリッシュなデザインにこだわり、洗練された空間を演出している。
心に響く『TSUJIMURA』の商品
誰かにあげたくなるほど、シンプルながらもおしゃれなパッケージがなんとも魅力的。
それぞれの意味が込められた商品のネーミングにも注目してみよう。
くず菓子
くず菓子は5つのやさしい味わいが楽しめる。
とてもきめ細かく、口に入れるとほろっと溶けて、ほんのりととろみも感じられる。
やさしい甘さが広がり、ほっこり幸せな時間を与えてくれる、そんなお菓子だ。
古希:最高級の本葛のなめらかさと口溶け(white)
和三盆:徳島産の竹糖を使用した上品な甘さと風味(kinari)
本和香:砂糖黍 本来のミネラル、風味の自然な甘さ(lite brown)
琥珀:上赤糖という精製されなう風味豊かでさっぱりした甘味(brown)
亜麻:伝統的上赤 力強いコクと風味を併せ持つ黒糖(dark brown)
飾っておきたくなるほど、かわいい。
「ひみつの時間」 702円(税込)
きれいに敷き詰められたくず菓子は、一つひとつ大切に食べたくなる。
「そして、訪れ」 2,160円(税込)
「吉野に来た思い出に残るように。」と吉野杉の木箱に詰め込んだ。
「森の中へ」 1,620円(税込)
とろっと温かいくず湯は、心までも温まる。
くず湯 各種 250円(税込)
大きいサイズは1,080円(税込)
とても柔らかくて、ほんのり甘いくず餅にきなこと黒蜜をかけて。
くず餅 972円(税込)
吉野杉を使ったオリジナルのお箸とお箸ケース
Cafe kitonおすすめメニュー
【土日祝限定】お出汁が美味しいランチ 1,200円(税込)
化学調味料などを一切使わず、日本古代のお出汁を使用。
一汁三菜を基本とした、からだとこころにやさしい味わい。
できたてくず餅+大和ほうじ茶付 950円(税込)
本葛を使用したくず餅は、注文をしてから調理。
できたてならではの、ふわっとしたやわらかさと、ほんのり温かいくず餅は、ここでしか味わえない贅沢なメニュー。
黒糖入りきなこと、自家製黒蜜をかけて食べると、しあわせそのもの。
使用する黒糖は、夏はあっさりとしたものを、冬は濃いものを使い分けて工夫されているそう。
月ヶ瀬村の大和ほうじ茶が口の中をさっぱりと、くず餅の甘さと調和してくれる。
※写真はテイクアウト用
ソフトクリームぜんざい葛餅入り
ソフトクリームはバニラ、サクラ、抹茶、桜抹茶から選べる。
※12月~2月末まではバニラソフトクリームのみ
店内の至る所にある木版画や貼り絵などのアートがあるが、作家は森ひろ子さんのもの。
店舗入り口に大きく飾られた絵も、TSUJIMURAオリジナルのもので、彼女が吉野山をイメージして描いたもの。
桜だけでなく、賑やかな吉野の魅力が彼女の感性で表現されている。
オーナーさんのつながりの輪
店内には、麻グッズや靴下、大和茶など奈良の生産者さんの商品が多数並んでいる。
みな、オーナーさんとの繋がりがあり、奈良への思いが詰まったアイテムばかり。
カフェでも使用している食器の工房のもの。
吉野に来たら、ぜひ立ち寄ってみてね。
TSUJIMURA&Cafe kiton(ツジムラ&カフェキートン)
- 住所/奈良県 吉野郡吉野町吉野山950
- 電話/-
- 営業時間/ 10:00~17:00
備考/L.O16:30
- 定休日/火、水 その他休業日/臨時休業あり
- 駐車場/10台