2022/08/06 07:00
ぱーぷる
特別展「平山郁夫展-その旅路を辿る-」開催【奈良県立万葉文化館|明日香村】
2022年8月6日(土)~9月25日(日)
奈良県高市郡明日香村の『奈良県立万葉文化館』にて、特別展「平山郁夫展-その旅路を辿る-」を開催。
《平成洛中洛外(左)》 2004年 平山郁夫シルクロード美術館蔵
《平成の洛中洛外(右)》 2003年 平山郁夫シルクロード美術館蔵
万葉文化館所蔵の万葉日本画の制作者のひとりでもある平山郁夫。
この特別展では、平山氏の芸術の原点である故郷の瀬戸内や、半世紀に及ぶ画業において転機となった仏教美術と出会った奈良・京都の地を、平山氏の作品と言葉とともに、その歩みを振り返る。
また、平山郁夫芸術の集大成ともいえる記念碑的大事業であった奈良・薬師寺玄奘三蔵院の大唐西域壁画の大下図も展示。過酷なシルクロードの旅を芸術へと昇華した平山氏の芸術の神髄を体感できる展覧会となっている。
《天かける白い橋 瀬戸内しまなみ海道》2000年 平山郁夫美術館蔵
平山郁夫 プロフィール
1930年、広島県瀬戸田町(現・尾道市)に生まれる。
15歳のときに広島市内で被爆し、九死に一生を得る。その後、大叔父である彫金家・清水南山のもとから学校に通い、この大叔父のすすめで日本画の道へと進む。
生涯をかけて、己が育った広島の風景、平和への祈り、シルクロード、そしてその終着地点である日本の古都を絵のテーマとして追求した。
日本美術院理事長、一ツ橋綜合財団理事、東京芸術大学学長などを務め、1998年には文化勲章を受章。
2009年、79歳で死去。
《額田王》 1997年 奈良県立万葉文化館蔵
開催概要
【開催期間】2022年8月6日(土)~9月25日(日)
【開催場所】奈良県立万葉文化館(奈良県高市郡明日香村飛鳥10)
【開館時間】10:00~17:30 ※入館は閉館の30分前まで
【休館日】月曜(祝日の場合、翌平日休館)
【観覧料金】一般 1200円、高大生500円、中学生以下 300円
【問合わせ先】奈良県立万葉文化館(0744-54-1850)
奈良県立万葉文化館
- 住所/奈良県 高市郡明日香村飛鳥 10
- 電話/0744-54-1850
- 営業時間/10:00~17:30(入館は17:00まで)
- 定休日/休館日:月曜日(祝日の場合、翌平日休館)
- 駐車場/有