2022/08/14 07:30
ぱーぷる編集部(喜畑恵太)
無料で誰でも楽しめる奈良のおでかけスポット!平城宮跡は見どころたっぷり【平城宮跡歴史公園|奈良市】
奈良県奈良市にあるのが『平城宮跡歴史公園』。
ここは平城宮跡があった奈良時代の遺跡が保存・復原された公園で、世界遺産にも登録されている。
『平城宮跡歴史公園』の施設はどれも無料で楽しめるので、おでかけスポットとしておすすめ。
(動画)え!?これだけのものがタダで見られるの?鉄道フォトスポットもあり!【平城宮跡歴史公園】
平城宮跡とは?
平城宮跡とは今から1300年ほど前にあった「都」の跡のこと。
歴史でも習ったあの「710(なんと)大きな平城京」があり、ここで政治・儀式が行われていた。
総面積は約2,500ヘクタール。ここに10万人以上の人が暮らしていたといわれている。
おすすめ見どころスポットは?
第一次大極殿


『平城宮跡歴史公園』のおすすめスポットはまずは「第一次大極殿」。
ここは天皇の即位式や外国使節との面会など、国のもっとも重要な儀式のために使われた場所。
2010年に復原され、天皇の玉座である高御座(たかみくら)など数多くの品が展示されている。
大極門(南門)・復原事業情報館


2022年3月19日に復元が完了。
第一次大極殿院の正門に当たる場所。
本来は第一次大極殿は塀で囲われており、第一次大極院と言われていた。
この大極門(南門)が正面玄関にあたる。
この大極門(南門)の西側すぐに『復原事業情報館』がある。
まだまだこの平城宮跡は復原の途中で、ここでは「第一次大極殿院建造物復原整備工事」の取組みや整備意義、目的をわかりやすく紹介されている施設となっている。
朱雀門

平城宮の正門である「朱雀門」。
1998年に復元された門で、間口約25m、高さ約20mの入母屋二重構造。
ここがいわゆる平城宮の玄関口。
当時のお役人気分になるにはここから入るのがおすすめ。
平城宮跡資料館


奈良文化財研究所が1960年代から行ってきた平城宮の調査をもとに平城宮・京跡のことを分かりやすく解説する展示公開施設。
天皇家に関係するものを始め、遺跡から出土したものも展示されている。
遺構展示館


発掘調査で見つかった遺構を発見当時の状態のまま保存し、展示している施設。
柱の跡などがくっきりあり、建物のあった場所だということがわかる。
また、内裏や役所の復原模型も展示している。
平城宮いざない館


平城宮跡歴史公園の意義とすばらしさを伝える展示館。
出土品や資料のほかに、ここでは体験コーナーなどもあるので、お子様連れの方におすすめ!
天平みはらし館


展望デッキや展望室から平城宮跡の景色が見られる。
またVRシアターもあり、映像で平城宮跡を学べるのでわかりやすい。
また、近くには『天平うまし館』『天平みつき館』があり、グルメを楽しめたりお土産を買うこともできる。
おまけ

世界遺産を横切る近鉄電車が見られるのもここならでは。
線路のかなり近くまで行けるので、撮り鉄にはおすすめポイントとなっている。
平城宮跡(へいじょうきゅうせき)
- 住所/奈良県奈良市佐紀町
- 電話/0742-32-5106
- 営業時間/
- 定休日/無
- 駐車場/なし