2022/08/15 07:00
ぱーぷる
お茶のスペシャリストが奈良を中心に日本各地から集めたオーガニックのお茶専門店【TE=CHA(テ イコール チャ)|奈良市】
奈良県奈良市ならやま大通り沿いにある、オーガニックのお茶専門店『TE=CHA(テ イコール チャ) 』。
店内には約100種類の緑茶、ほうじ茶や和紅茶など、奈良県内の農家から仕入れたお茶が並んでいる。
全て自然栽培、自然農法、オーガニック、有機栽培、無農薬や無化学肥料のものを集めている。
オーナーの中島さんは、日本茶インストラクターの資格を持っており、講習会などでも指導者として立ついわばお茶のスペシャリスト。
奈良県産のオーガニックばかりのお茶を1箇所にまとめたお店があればいいなという思いから2012年9月にこの地にお店をオープンさせた。
オンラインで全国に販売、オリジナルブレンドやリパッケージしたものをカフェや東京のショップにも卸している。
昔からさまざまな薬効があり、健康にいいと日本人に親しまれてきたお茶。
毎日飲むからこそ、体にいいものを飲んでほしい。
選りすぐりのお茶のほか、茶せん、急須やカップなどの商品も販売している。
店名に入っている「TE」と「CHA」はどちらも世界でお茶を意味する言葉であり、語源である「茶」の発音の違いだという。
実はほうじ茶、緑茶、紅茶、抹茶などすべてのお茶は「カメリア・シネンシス」という同じ木から作られている。
木の育て方、収穫方法や焙煎方法によってこれだけ違う色や風味に仕上がるというのは驚き。
中島さんは幼少期からお茶が好きだったという。
そして、お茶の奥深さやオーガニックの魅力に気付いたのは20代の頃アルバイトをしたカフェがきっかけだったと教えてくれた。
そこではオーガニックのお茶や食材を使っており、「健康にいいからというより、単純にオーガニックっておいしいな」と感じたという。
「無農薬のお茶はおいしくない」という世間のイメージを払拭させたいと話す。
店内には、手軽に普段飲むお茶からギフトにおすすめのものまで幅広く扱っている。
試飲もさせてくれるので、お茶に詳しい人も、詳しくない人も、自分に合ったお茶にきっと出会える。
ギフトにも人気の瓶入りオリジナルブレンド
オリジナルブレンドは袋入りや量り売りでも販売している。
【熊野古道の釜炒り茶】左から:袋入り1521円/瓶1,836円/量り売り10g108円〜(全て税込)
ほうじ茶 60g326円~
ほうじ茶だけでもたくさんの種類があって迷うほど。
中島さんに聞けば、好みはもちろんのこと、普段やかんで沸かすのか、急須やティーバックで淹れるのかに合わせてぴったりのものをおすすめしてくれる。
和紅茶 400円(税込)~
お茶にも品種があり、日本で作られている紅茶を「和紅茶」という。
土のミネラル・日光の強さなど全てが味の要件となり違いが表れる。
煎茶 400円(税込)~
手軽なティーバック 各種280円(税込)
日本製伝統工芸品 高山茶せん 4,600円(税込)~
和北堂 谷村丹後さんの茶せん。
よりひめ佐々木真紀さんとのコラボ商品もあり、希少な手積みの国産麻糸を茶先にかがった特別なものもある。
急須で入れるるなら陶器のものを
急須は陶器のもので、かつ茶こしが一体型になっているものが、お茶をより一層おいしく飲むことができるとされている。
探している方は、ここでお気に入りが見つかるかも。
香りの癒しグッズ PATH TO PURITYも取り扱いあり
左からホワイトセージ・パロサント・ヒマラヤ岩塩&パロサント
【ホワイトセージ 1,980円(税込)】香を楽しみ、心を癒すお香
【パロサント 2,750円(税込)】リラックスした空間づくりにおすすめの香木
【ヒマラヤ岩塩&パロサント 1,980円(税込)】バスソルト
お茶の勉強をしてから薬効について知りどんどんお茶にはまっていった中島さん。
講師としてもっとお茶を広めたい。
お茶そのものの成分が体にいい健康なもの。
毎日飲むお茶だからこそ、子どもたちにもちゃんと体にいいものを飲んでほしい。
そんな思いから、現在は小学校に特別講師として参加したり、イベントにも出店する活動もしている。
お店に来てくれた人とは、質問が途切れない限りずっと話しているという。
とても親切に丁寧に話してくれるので、気軽に足を運んでみてね。
TE=CHA(テ イコール チャ)
- 住所/ 奈良市神功3丁目3−2
- 電話/-
- 営業時間/ 10:00~18:00
備考/※水・土のみ営業 (営業日以外は自動販売機にて販売※SNS等で事前に要確認)
- 定休日/月、火、木、金、日 その他休業日/※臨時休業あり インスタグラムをチェック
- 駐車場/5台(店東側)