2022/07/16 20:03
ぱーぷる編集部(喜畑恵太)
【高校野球2022夏】バドミントン部からプロ野球注目選手にまで成長(奈良朱雀・奈良商工の清水風雅君)
プロ注目の投手、奈良県立奈良朱雀・奈良商工の清水風雅君が2022年7月16日に初戦を迎えたが、奈良情報商業・商業に4-10でやぶれ、姿を消した。
「もうちょっとみんなと野球がしたかった。」
この日の先発は清水君ではなく、釆野聖君。清水君は2番センターでの出場。
4人の投手が登板した奈良朱雀・奈良商工だったが、その中に清水君の名前は最後まで出なかった。
「ケガではないです。徐々に状態はよくなってきていたが、今日は出番がなかったですね。」
実は清水君は中学3年間は野球部ではなくバドミントン部。
理由は中学に野球部がなかったから。
ただ、家では野球が忘れられずにネットに向かってボールを投げていたそう。
高校で再チャレンジしようと決心。
「最初は怖かったので軟式野球にしようかと考えたが、奈良朱雀・奈良商工には硬式野球部しかなく、硬式で勝負することにしました。」
3年ぶりに野球を再開した際は
「小学校の時とは野球の雰囲気が違ったし、忘れていたことも多かった。」
ただ、徐々に勘を取り戻していった。
小学校2年生の時から水泳を習っていたこともあり、運動神経のよさがそうさせたのかもしれない。
中学の時もバドミントンでダブルス県大会2位と輝かしい成績がある。
プロ注目の選手にまでなったが
「大学に進学してもう少し力を付けたいと思います。夢はプロ野球選手に変わりはないです。」
変化球の切れは今でもプロで通用するレベル。
あとは今130キロ台の直球をもう少し磨けば、憧れであるオリックスの山本由伸投手のようなプロ野球選手となれるはず。
奈良から日本のエースへ!
4年後が楽しみでならない。