2022/07/17 07:00
ぱーぷる編集部タムラ
7月17日は漫画の日。奈良が舞台の漫画をご紹介!【奈良県的今日は何の日】
7月17日は「漫画の日」。1841年のこの日、イギリスの絵入り風刺週刊誌『パンチ』が発刊されたことから、制定されました。
ちなみに、日本独自の漫画に関する記念日もあり、手塚治虫氏の誕生日の11月3日が「まんがの日」、同氏の命日の2月9日が「漫画の日」となっています。漫画界での手塚治虫氏へのリスペクトがうかがえますね。
さて、漫画の日ということで、奈良を舞台にした漫画をいくつか紹介したいと思います。
■『日出処の天子』山岸涼子
美貌で天才、超能力者でもある厩戸王子(聖徳太子)が、孤独と愛に苦悩する内面描写が素晴らしく、40年も前の作品ながら、今もなお名作として語られています。
■『ならしかたなし』雪野下ろせ
大仏顔の女子高生・しゃな子と鹿・鹿男が奈良公園でかわす会話がシュールでかわいらしくてほっこりします。大仏様にも鹿にもより一層の愛着が湧いちゃいます。
■『すくってごらん』大谷紀子
大和郡山市を舞台に、「金魚すくい」に魅了され、はまっていくサラリーマンが描かれます。2021年には尾上松也、ももクロの百田夏菜子出演で映画化されました。
■『奈良へ』大山海
西大寺、東大寺、ドリームランド、猿沢池など、奈良でおなじみの名所旧跡で繰り広げられる若者たちの群像劇。作家の町田康氏も「傑作」と太鼓判を押す作品。