2022/07/11 07:00
ぱーぷる
「美術・解体新書 奈良県立美術館所蔵名品展《夏》」開催!【奈良県立美術館|奈良市】
2022年7月16日(土)~8月28日(日)
奈良県奈良市の『奈良県立美術館』にて、この夏、企画展「美術・解体新書 奈良県立美術館所蔵名品展《夏》」を開催。
歌川芳藤 《唐の子がよりかたまって人になる》 江戸時代(19世紀) 奈良県立美術館蔵
奈良県立美術館では、主に中世から現代までの日本の美術工芸品約4,300 件を所蔵し、展示・公開している。
これらの作品は、単に姿形が美しいというだけでなく、様々な時代や地域の歴史や文化を知る手立てとなり、作品を通して多様な感性や価値観に触れることができる。
しかし一方で、美術特有の専門用語や、美の範疇では捉えきれない表現方法などにより、「美術」にはしばしば難解なイメージがつきまとい、理解や鑑賞の妨げとなっている。
この「美術・解体新書」と題した企画展では、奈良県立美術館の所蔵品・寄託品の中から選りすぐりの名品を展示すると同時に、素材や技法、主題といった基本的な事柄から、制作背景や意図、意味や目的など、作品を理解する上で役に立つような知識や情報をわかりやすく解説し、その魅力と特徴を紹介してくれる。
普段から美術に親しんでいる人もそうでない人も、ぜひ足を運んでみよう。美術を観賞する際の手引きとなり、これからもっと美術を楽しめるようになりそう!
出品作品を一部ご紹介!
《洛中洛外図屏風》江戸時代(17 世紀) 奈良県立美術館蔵
久米桂一郎《清水秋景図(山径晩暉)》明治 26 年(1893) 奈良県立美術館蔵
普門暁《化粧》大正 7 年(1918) 奈良県立美術館蔵
会期中のイベント
◆講演会「デジタルで体験する美術」
講師:山田修氏(奈良県立大学 地域創造研究センター 特任教授)
日時:8月28日(日)14時~
会場:レクチャールーム
◆美術講座「美術ってナニ?」
講師:奈良県立美術館学芸員
日時:8月7日(日)14時~
会場:レクチャールーム
◆ギャラリー・トーク
担当:奈良県立美術館学芸員
日時:7月23日(土)、8月20日(土)14時~
会場:展示室
*イベントへの参加には当日観覧券が必要です。
*講演会と美術講座は定員:先着50名(当日13時より受付にて整理券を配布)
*状況により変更する場合があります。最新情報は奈良県立美術館ホームページでご確認ください。
開催概要
【開催期間】2022年7月16日(土)~8月28日(日)※会期中、一部作品の入れ替えあり
【開催場所】奈良県立美術館(奈良県奈良市登大路町10-6)
【開館時間】9:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで
【休館日】月曜、7月19日(火)※ただし、7月18日(月・祝)は開館
【観覧料金】一般 400円、高大生250円、小中生 150円
【問合わせ先】奈良県立美術館(0742-23-3968)
奈良県立美術館
- 住所/奈良県 奈良市登大路町 10-6
- 電話/0742-23-3968
- 営業時間/9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
- 定休日/月
- 駐車場/無(近隣に有料P有)