【動画あり】奈良でも撮影！山田孝之主演の「唄う六人の女」記者会見レポート

2022年6月17日に、奈良県奈良市内のホテルにて、山田孝之と竹野内豊のW主演で話題を呼んでいる映画「唄う六人の女」の記者会見が行われた。
ある村に迷い込んだ男2人が、村に住む6人の女たちに翻弄されていくストーリー。

登壇したのは、俳優・プロデューサーの山田孝之、石橋義正監督、伊藤主税プロデューサー、下京慶子プロデューサー。

伊藤・山田プロデューサーは、映画「ゾッキ」や「∞ゾッキシリーズ」、「MIRRORLIAR FILMS PROJECT」など、これまで数多くの作品において、各自治体と連携し、映画を通した地域活性・シティプロモーションを行ってきた。

「唄う6人の女」では、奈良県奈良市・大和郡山市・宇陀市や京都府南丹市、大阪府堺市で撮影。

俳優・プロデューサーの山田孝之

伊藤・山田プロデューサーは、秋田県秋田市・鹿角市・三種町や石川県金沢市、愛知県豊田市・豊橋市・蒲郡市、大阪府堺市など映画を使った地域活性を行ってきた。

愛知県蒲郡市では映画館がないため、市民会館や信用金庫の研修施設を映画館に変えて上映。
「町の人たちが自分たちの作品と思って盛り上げてくれました。」と伊藤プロデューサー。

「奈良は歴史があり自然が素敵な場所で撮影しているので、そうしたところを活用していければ。
映画というのは、総合芸術であり多角的なプロモーションができる優秀なコンテンツです。
集大成を見せます。」と力強く語ってくれた。

石橋義正監督

関西出身・在住の石橋監督は、「自然の豊かな場所で撮影、自然を当たり前のように感じることがテーマの映画。
まだ撮影中なのですが、より多くの方に届くよう頑張ります。」

伊藤主税プロデューサー

撮影外で食べたものなど記憶に残っていることについて山田は、
「カフェや蕎麦屋に行きました。
とあるキャストの方が惚れ込んで、奈良に引っ越したいと言っている方も。

それと、何度言っても奈良公園は不思議な場所ですね…あの鹿たち。
奈良って少し特殊な場所だと思うので、そういうところを映画を通して伝えていければ。」

映画に関しては、「この作品は、日本や地球に生活する人の美しさや醜さ、昆虫や動植物の尊さが伝わると思います。
僕は醜い側を今回やっているのですが…。素敵な映画になると思います。
完成後ここに戻ってきて、皆さんにおかえりと言ってもらえれば。」

共同プロデューサー・ドローンパイロットの下京慶子

「地上から見ている景色と、ドローンから見る景色はまた違う魅力があり、地域によっても特色があります。
当初はドローンの撮影は3カットほど聞いていたのですが、実際は7、8カットになっていました。
空から見た風景も魅力になっていると思います。」と下京プロデューサー。

日ごろ見ている奈良の風景が、映画を通して見るとまた違ったものに。
奈良に住んでいるからこそ、気づけない魅力を発見できる映画に期待だ。
「唄う六人の女」は2023年公開予定。