2022/06/29 07:05
ぱーぷる
【リニューアル】ダルバートが魅力!きたまちのカレー店が、ならまちへ|菩薩咖喱
奈良県奈良市のきたまちから、2022年2月にならまちへお引越しした『菩薩咖喱(ぼさつかりー)』。
「奈良をカレーの総本山に」という、大いなる願望をもつ店主の吉村さん。
カレーを愛す彼女は、弱冠25歳でお店を開き、今や人気店へと成長した。
和室にミラーボール?!と最初はそのミスマッチさに驚くが、なかなかどうして、この空間に馴染んでいる。
移転後は一軒家となり、座敷スペースも登場。
「民家特有の居心地のよさというか、おばあちゃんちに遊びにきたときのように感じてもらいたい。」
畳や土壁など、日本家屋特有の安らぎ空間は、どこか懐かしい。
靴を脱いで家に上がると、「ただいま」と声が出てしまうかも。
これを食べなきゃ『菩薩咖喱』を語れない?!ネパール料理ダルバート
ダルバート 1,500円(税込)
「ダルバート」とは、ネパールの代表的な家庭料理。
"ダル"は豆スープを指し、"バート"は米飯を意味する。
豆スープとご飯の他に、野菜などのおかずであるタルカリや漬物、アチャールなどがセットになったもの。
日本でいうところの定食だ。
左からダル(豆スープ)、菩薩チキン、鯖カリー。
2種類のカレーは、不定期で変更。
2020年の開店時から、アチャールの種類が増えたそう。
取材時は、「加賀太きゅうり」などの珍しい野菜も。
八百屋や道の駅などの直売所を何軒かはしごし、常におもしろい食材を探しているという吉村さん。
次に行くと、また違うアチャールで出会えるかも。
ここで一番重要なのが、ダルバートは混ぜて食べるべし!
まずはカレーやアチャールをそれぞれ個々で味わって。
その後は、カレーやダル、野菜たちをとにかく混ぜる!そして混ぜる!
一口ひとくち味や触感が変わり、スプーンを動かす手が止まらなくなるはず。
「野菜のおかずに関して、個々というよりも全体のバランスを考えて味付けしています。
それだけ食べると変わった味だなと思うことがあっても、混ぜることで不思議と違和感なく食べられたり、アクセントになったり。
混ぜることで生まれる変化を楽しんで欲しいです。」
飾られている絵は、吉村さん作。
不定期でスパイスを使った料理とお酒を提供する「スナック菩薩」もオープン。
オープン日はSNSで発信するので、そちらもチェック。
これからもいろんなかたちで、奈良のカレーシーンを盛り上げてくれそうな『菩薩咖喱』と吉村さんに注目していきたい。
菩薩咖喱(ぼさつかりー)
- 住所/奈良県 奈良市薬師堂町 21
- 電話/-
- 営業時間/11:00~16:00(L.O15:00)
- 定休日/月、火
- 駐車場/無(近隣に有料P有)