2022/06/10 07:00
ぱーぷる編集部タムラ
6月10日は時の記念日!日本で最初に時計が造られたのは奈良のあの地!【奈良県的今日は何の日】
6月10日は「時の記念日」に制定されています。「時間を大切にすること」を日本国民に広めるために、1920年に制定されました。
日付の由来は、『日本書記』より、671年6月10日に日本で初めて時の知らせが行われたとされる故事から。天智天皇が、漏刻(水時計)を大津宮の新台に置いて鐘鼓を打って時を知らせたと記述されています。
しかし、『日本書記』にはこれ以前に「漏刻」が登場しており、660年に中大兄皇子(のちの天智天皇)が漏刻を造ったとあります。さまざまな研究により、この日本で最初に造られた漏刻の跡だと考えられているのが、明日香村にある「水落遺跡」。日本で最初に時計が造られたのは、奈良の飛鳥だったんです!
「時の記念日」を国民の祝日に、という運動もあるそうですが、いまだ実現には至らず。いつか祝日になるといいなあ、と期待しつつ、この機会に、時間を大切にできてるかな?と振り返ってみてはいかがでしょうか。