2022/03/17 11:50
ぱーぷる編集部タムラ
奈良に関するあらゆることをぱーぷる読者のみなさんにアンケートでお答えいただき、ランキング形式で発表する「奈良なんでもランキング」!
第7回となる今回は「奈良が全国一位と知って驚いたものは?」です。
奈良には販売量や生産量が日本一を誇る産業がありますが、意外と知らない方も多いのではないでしょうか?
みなさんが「えっ、これ奈良が一位だったの!?」と一番驚かれたのはなんでしょうか。
早速結果を見ていきましょう!
【3位】靴下の生産量
日常生活にかかせない、ほぼ毎日と言ってもいいほどお世話になっている靴下。
その靴下の生産量、実は奈良が日本一。なかでも「広陵町」が生産地として有名で、全国で年間約6億足生産されるうちの約4割を生産しているのだそう。
広陵くつした博物館では、靴下製造の歴史や製造工程の紹介されているほか、実際に靴下を購入することもできるそうです。
【2位】割り箸の生産量
現在、国内で消費される割り箸は、シラカバを使った中国産のものが多いですが、スギやヒノキを使った国産品は、奈良の「吉野町」「下市町」が主な生産地です。
下市町は「割り箸発祥の地」で、南北朝時代、後醍醐天皇に献上されたのがはじまりだとか。
江戸末期から明治初期の頃、吉野杉で作る酒樽の材料の端材を利用して作られたものが広く一般に使われるようになり、現在では建築材の端材が使われているそう。森林資源の有効活用ですね。
中国産に比べるとお値段は高くなりますが、下市町や吉野町で作られる吉野の割り箸は天然の素材をそのまま使用し、自然のもつ風合いや抗菌作用を活かした逸品。
安心して使えて贈り物にもおすすめです!
【1位】グローブの生産量
一位に輝いたのは、グローブでした!
国民的スポーツの野球にかかせない道具、グローブ。なんと、奈良県が生産量一位、最盛期は国内シェア90%だったそうです。
中でもグローブの生産地として知られるのが日本で2番目に小さい町、「三宅町」です。
三宅町でグローブの製造が始まったのはさかのぼること100年以上前の1921年のこと。
長い歴史に裏打ちされたノウハウと、受け継がれる職人のワザ。
ぜひ、実際に手に取って、品質の高さを実感してください。
グローブは三宅町のふるさと納税の返礼品にもなっています。
いかがでしたか?
ほかにも、金魚の販売量(大和郡山市)や茶せんの生産量(生駒市)も、全国一位なんですよね。奈良スゴイ!
やはり「長く培われたノウハウ」「いい素材」「職人の高い技術」の総合力で生み出される製品はモノが違います。お土産やプレゼントにも喜ばれそうですね!
次回のテーマは「この春行きたい!奈良の桜名所は?」です!
ようやく暖かくなってきました。開花の早い河津桜はもう満開を迎えているそうです。
奈良には日本でもほかにはない風景がみられる桜名所がたくさんあります。そんな中で、この春行きたい桜名所はどこですか?
下のリンクから、ぜひ投票してくださいね!
<奈良のタウン情報ぱーぷる Twitter>https://twitter.com/par_ple