2022/03/21 15:00
ぱーぷる
ビブリオバトル全国大会観戦レポート【生駒市】
2022年3月13日(日)、生駒市図書会館にて、ビブリオバトル全国大会が開催されました。
「ビブリオバトル」とは、おすすめの本1冊を5分間で紹介し、観戦者が一番読みたいと思った本を決める知的書評合戦。
予選を勝ち抜いたバトラー(発表者)たちによる熱い戦いを応援しようと、ぱーぷる編集部も観戦してきました!
瀬尾まいこさん・篠原一朗さんの対談イベント
熱い戦いの前に、作家・瀬尾まいこさんと水鈴社代表取締役・篠原一朗さんによる対談イベントがあり、とても貴重なお話を楽しませていただきました。
瀬尾まいこさんはユーモアと愛情にあふれた方で、篠原一朗さんは静かな口調の中にも本に対する熱い思いをひしひしと感じました。
『そして、バトンは渡された』『夜明けのすべて』などの優しくしみる作品を作られた作家さんと編集者さんはやはり素敵な方々でした!
そしてなんと、瀬尾まいこさんには、ぱーぷる読者さまのために、『夜明けのすべて』3冊にサインをいただきました!
ぱーぷるアプリにて、4月1日(金)よりプレゼントの応募を受け付けますので、楽しみにしていてくださいね。
5人のバトラーによるビブリオバトル
決勝に出場されたバトラーの方々は5名。
●『アメリカン・ブッダ』
長岡京市立図書館代表 宗廣 啓さん
●『選んだ孤独はよい孤独』
やまなし読書活動促進事業実行委員会代表 渡邊 幸香さん
●『Humankind 希望の歴史』
OBPビブリオバトル代表 脇田達也さん
●『プラスチックの恋人』
アワヒニビブリオバトル代表 岡田真彰さん
●『人間の運命』
オフライン予選会代表 木戸ミサさん
全国の予選を勝ち抜いてきた5人のバトラーによる書評合戦は、大変聞きごたえがありました!
みなさん、5分の中であらすじ、自分がこの本を選んだ理由、おすすめしたい理由などを、とてもうまくまとめておられて、「さすが」の一言。
作品に対する熱も伝わって、どれも読みたい!と思わせられました。
この中でおひとり(一冊)に決めなければいけないのは、なかなか難しい…!
第7回チャンプは、渡邊 幸香さん『選んだ孤独はよい孤独』
そんな中で、チャンプに輝いたのは、やまなし読書活動促進事業実行委員会代表の渡邊 幸香さん。
渡邉さんの、「自分の人生について考えることができる本。人生の中で何度でも読んでほしい、そのときどきで感じることが変わるのではないか」というお話が印象的で、幅広い層に響く、素敵なプレゼンテーションでした。
本が読みたくなる!
ビブリオバトル、初観戦でしたが、あっという間の時間でした。
本が好きな人も、本から少し遠ざかっている人も、本を読みたい衝動が湧いてくるような、そんなイベントでした。
わたしも、今回紹介されていた本を手に取ってみようと思います。
チャンプの渡邊 幸香さんのインタビューなど!動画で当日の様子を振り返る!