2022/04/05 12:15
ぱーぷる
これまで生駒市にある『たけつな小児科クリニック』の竹綱先生より、“【連載】気になる、こどもの病気「こころ」と「からだ」”をお送りしてきたが、今回はたけつな小児科クリニックが運営している『病児保育室バンビ』をご紹介。
「病児保育を活用して働く方への少しでも支えになれれば」と、竹綱先生。
子どもが病気になった時に、療養する「もう1つのおうち」として安心して利用してもらえるようにと、利用者の声に耳を傾け、利用者に対する竹綱先生の思いやりから生まれたサービスがバンビに詰まっている。
是非この機会にバンビを知って、活用して欲しい。
バンビはこんな時に使えます
・子どもが病気もしくは病気回復期で保育園・幼稚園に登園できず、勤務の都合で仕事を休めない時など、家庭での療養が難しい時(仕事以外でも可)
・勤務中にお子様が体調不良になり、園や学校からお迎えの連絡が入ったとき
・病気は治ったけど、療養期間が定められているとき(インフルエンザや水痘等)
※新型コロナウイルス等一部利用できないケースもあります。
対象となる方
【対象年齢】生後6か月から小学校6年生まで
【対象疾患】感染症等で入院を必要としないすべての疾患
※ただし、頻回に嘔吐を繰り返しているなど、保育中の医療行為または保育中に転院が必要と考えられる場合は、保育をお断りする場合もございます。
【定員】定員を12名(現在は新型コロナウイルス感染対策のため9名)
【保育時間】月曜から金曜の8時30分から18時まで
※原則延長保育はできません。
※土曜、日曜、祝日の保育は行っておりません。
利用方法
バンビの魅力① インターネットにより事前予約が可能
利用する前日の19時から利用当日の朝8時まではインターネットで予約・キャンセルが可能だから忙しい人も手の空いた時にできるのが嬉しい。
予めメールアドレスを登録しておけば、利用可能の連絡は朝6時半にメールが届く。
6時半以降に利用予約された方には8時に利用可能な方全員にメールが届くようになっている。
当日利用したい場合は朝8時以降に空き状況を電話で確認できる。
バンビの魅力② たけつな小児科クリニックとの連携
病児保育室バンビはたけつな小児科クリックが管理運営。
子どもの病状は一見落ち着いているようでも変わりやすいもの。
向かいにあるたけつな小児科クリニックの竹綱先生が、朝の入室時に問診と診察を丁寧にしてくれる。
また夕方にも回診を行い、看護師、保育士と病状を確認し、お迎えの際に症状、その日の様子を教えてくれるから安心。
バンビの魅力③ 完全個室と1対1のこだわり
バンビは全個室設備。現在は最大9名まで受入れが可能。
さらにこの個室にも一つ工夫がされており、各部屋を仕切る壁は全て可動式になっている。
そのため兄弟を保育する際には2つの隣り合った個室の壁を動かし、部屋を1つにすることができ、柔軟な対応が可能に。
広い空間でリラックスして過ごすことができる。
また、少しでも子供の安全を確保するため、可能な限り、保育する子ども1名に対し、保育士または看護師を1名配置し、1対1の個別対応を行っている。
こうすることで、子どもの安全確保はもちろん、スタッフが感染を拡大させないといった感染予防策にもつながっている。
バンビの魅力④ 園で体調不良になった子どもへの送迎サービス
朝元気に園(学校)に行ったはずなのに、体調不良によりお迎えの呼び出しがかかることもしばしば。
そんなときのために、バンビは家族の代わりにお迎えに行き、当施設で預かってくれるサービスまで取り組んでいる。
これは、園(学校)と家族から両方から依頼があった時のみ利用可能なもの。
看護師が迎えに行ったのち、たけつな小児科クリニックで診察を受け、家族のお迎えまで(18時まで)バンビで預かってもらえる。
家族のお迎え後は再度診察を受け、その日の状況を丁寧に教えてくれる。
必要に応じて薬も処方してもらえる。なんとも働く家族にとってとっても便利なサービスだ。
バンビの魅力⑤ SNSを利用し保育中の子どもの様子を家族に連絡
同意を得た方には、12時に熱の推移や午前中の子どもの様子、15時にお昼ご飯の食べ具合や午睡の状況などをメールやSNSを活用し、連絡してくれる。
働く家族にとって、預けている時間は気が気ではないだろうという家族の気持ちを汲み取ってのサービス。
「子どもの状況がわかることで、仕事にも集中できるのでは」と竹綱先生の思いやりが表れている。
次回は、病児保育室バンビの具体的な1日の流れや、持ち物、先生へのインタビューをご紹介します!
病児保育室バンビ
- 住所/奈良県 生駒市真弓14-2 まゆみこどもの森ナァレ1階
- 電話/0743-70-0912
- 営業時間/8:30~18:00
- 定休日/土、日、祝日
- 駐車場/なし