天理市野球
2022/03/22 18:10
ぱーぷる編集部(喜畑恵太)

天理高校が26回目の出場

天理高校・南澤佑音投手

奈良県から2022年のセンバツに出場するのは天理高校(奈良県天理市)1校のみ。
天理高校の過去のセンバツ成績、優勝回数などを調べてみた。(中等学校時代の大会と統合されて以降)

優勝は1回

第94回 (2022) 初戦敗退
第93回 (2021) ベスト4
第92回 (2020) 中止
第87回 (2015) 2回戦
第84回 (2012) 初戦敗退
第83回 (2011) 2回戦
第82回 (2010) 初戦敗退
第81回 (2009) 初戦敗退
第80回 (2008) ベスト8
第77回 (2005) ベスト8
第69回 (1997) 優勝
第64回 (1992) ベスト4
第63回 (1991) 2回戦
第62回 (1990) 2回戦
第60回 (1988) 初戦敗退
第58回 (1986) 2回戦
第57回 (1985) ベスト8
第51回 (1979) 初戦敗退
第49回 (1977) ベスト8
第48回 (1976) 2回戦
第47回 (1975) 2回戦
第45回 (1973) ベスト8
第42回 (1970) 2回戦
第31回 (1959) 2回戦
第27回 (1955) 初戦敗退
第26回 (1954) 初戦敗退

1997年の第69回に天理高校は優勝を果たしている。
天理は1回戦徳島商でサヨナラ勝ちし、勢いに乗って決勝まで進出。
決勝戦ではのちに阪神タイガースに入団するキャッチャー東辰弥、千葉ロッテに入団する長崎伸一のバッテリーが11奪三振。中京大中京打線を1点に抑えて優勝を果たした。

昨年はのちに日本ハムドラフト1位に指名される達孝太が躍動。1回戦の宮崎商業戦で1失点完投勝利、2回戦の健大高崎戦では2安打完封勝利。
3回戦の仙台育英戦で8回3失点でチームは勝利するが、この試合で左脇腹を傷めて準決勝の東海大相模戦では登板せず。
チームは0-2で敗れた。

エース南澤佑音投手に注目

注目は背番号1を背負うであろう南澤佑音投手。
2021年の秋季大会、準決勝高田商戦で6回を投げて、12安打を浴び12失点でチームは敗れた。

しかし3位決定戦ではオーバースローをやめて、スリークォーターに戻して近畿大会の準決勝の切符を勝ち取った。
近畿大会では準決勝で大阪桐蔭に敗れたが、球威が増した印象がある。
本来の調子を取り戻したエースが、25年ぶりに同校に優勝旗をもたらしてくれるかもしれない。

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