2021/12/12 07:30
ぱーぷる
【NEWS】AIアプリで、基礎となる英語の発音力アップ!
AI技術が発展し続ける中で、教育の現場も日々その歩みを続けている。
文部科学省により、全国の小・中・高等学校でタブレットが配布されており、現在では生徒にとって学習に欠かせない存在となっている。
奈良県奈良市の『帝塚山中学・高校』では、株式会社サインウェーブが2018年に提供を開始した英語4技能対策アプリ「ELSTⓇ」を導入し、英語のリスニングとスピーキング学習をいつでも、どこでも1人で行うことができる。
数多くの英語教材アプリがあるが、「ELSTⓇ」は主要な教科書に準拠しているので、学校教育でも導入がしやすいのが魅力的だ。
英文を声に出して読むことで、単語ごとに発音の良し悪しや発声の滑らかさなどを判定してくれる。
英語主任の中林先生はこう話す。
「発話って、野球で言うところの素振りなんです。
英語はあくまで言語。発話することが基礎の基礎なので、発話をしっかりとしている子は英語力が向上しています。
発話の宿題を課しても、やったかどうかって分からないですよね。
でも、このアプリを使うことで宿題をきちんとしたかどうかが分かるんです。」
『帝塚山中学・高校』では2021年度に「ELSTⓇ」の導入をスタートし、まだまだ数字的な成長は見られないが、長期的に見て生徒たちの英語力の発展は期待大。
教育への関心が高い奈良県で、どのようにAI技術と教育が結びついていくか、今後も注目していきたい。