子供連れでも安心！誰もが自分を輝かすコミュニティスペース＆カフェ『good neigbors』

ヨガ教室の翌日には、地域住民が訪れるカフェに早変わり。
そんな多彩な顔で私たちを楽しませてくれるのが、生駒駅のほど近くに店を構える『good neigbors（グッドネイバーズ）』。
多様な人々が交流を楽しみ、自分の「好き」や「得意」を解放できるくつろぎの空間だ。

代表の佐村さんと丸山さんは共に二児の母。子育て世帯の自己実現を応援する活動の集大成として店をオープンさせた。

「やりたい」を形にする多目的スペース

店舗前にチャイルドシート付きの自転車やベビーカーが並ぶのは、グッドネイバーズではお馴染みの光景。
道行く人と自然に交わされる挨拶からも、この店が地域に根付き愛されている様子が伺い知れる。

雑貨や食品の物色、カフェ利用、貸切の相談など何でもウェルカム。ふらりと訪れても発見がありそう。

明るい光を取り込むガラス扉の向こうには、雑貨や食品の数々が店先を彩る。オープンな雰囲気に誘われ、つい足を止めてしまいそうだ。

店内は靴を脱ぎリラックスできるフローリングのスペースが広がり、トイレにはおむつ交換台を設置。
子ども連れに嬉しい環境が整い、まるで家で過ごすかのようにほっと足を伸ばせる。

地べたでくつろげるのは乳幼児連れに高ポイント。冬はこたつが並べられ、ほっこり足を休められる。

カフェ

テイクアウト＆イートインのどちらにも対応。気軽に立ち寄れる憩いの場として、地域住民や子育て世帯から親しまれている。

取り分け用の食器・カトラリーやキッズ用メニューを用意している他、離乳食の持ち込みもOK。
持参品の温め直しなど、子育て経験者ならではの気配りで臨機応変に対応してくれるから頼もしい。
普段自分の食事は後回しにしてしまうという人はぜひ利用したい。

ランチセット　1,430円

---

バーガー（3種類・ソース2種類）、ドリンクバー（飲み放題）、高山あられ、味噌汁

デトックスなどの観点で代表・丸山さんが日頃から愛用する麻炭から着想を得た、黒いバンズが特徴的。

単品バーガー（いこまバーガー・サババーガー・チキンタツタ）　各840円

---

コロナ禍でテイクアウトメニューとして誕生。珍しい竹炭のバンズが目に焼きついて離れない。
おから入りパテ・コンニャク・宝山寺味噌入りのタルタルソースを挟み込んだ「いこまバーガー」は看板商品。
宝山寺味噌の甘みとコクで、ヘルシーな素材からは想像できないしっかりと満足感のある食べ応えが魅力だ。
コンニャクの弾力が食感にアクセントを効かせている。

食べやすいように専用の包み紙付き。バーガー単品のテイクアウトもでき、手軽なランチを楽しめる。

食品・雑貨販売

店頭に並んだコープ自然派の食品とハンドメイド雑貨の買い物だけの来店も大歓迎。
調味料やポーチ、アクセサリー、インテリア小物、陶器など身近な品々が揃うので、ちょくちょく眺めに来てもおもしろい。

食品・雑貨の販売は店に入ってすぐの靴を脱ぐ手前のスペース。気軽にサクッと立ち寄れるのが嬉しい

レンタルスペース

友人同士の集まりや講座、料理教室の開催といった、貸切での利用も可能。プロジェクターなどオプションでレンタルできるツールもそろっているので、活用の幅は広がりそうだ。
朝活や子どもと一緒に楽しめる体験プログラムなど、毎月多彩なイベントが開催。参加者側としてもぜひこまめにチェックしたい。

取材日にはハロウィンを兼ねた「英語ベビーヨガ」が開催。季節に応じ多彩なイベントが行われている。

歌や語りかけで英語に親しみながら、ヨガやベビーマッサージを。スキンシップや交流を親子共々楽しめる。

楽器や歌に子ども達も興味津々。親子一緒に楽しめる子育て世帯には嬉しいお出かけスポットだ。

偶然隣り合わせた人とも自然と会話が生まれる温かい雰囲気。新しい体験や交流に出会えそう。

シェアキッチン

飲食業営業許可・菓子製造業認可のシェアキッチン。1Dayカフェ・イベント出店・オンラインの製造販売に、大掛かりな設備投資をすることなくチャレンジできる。グッドネイバーズ自体が宣伝・広報面で味方となってくれるのも特色の一つ。自分のコネクション以外の集客が見込めるのが心強い。

将来店を開きたい人のチャレンジショップとしての利用もOK。皿や調理器具も豊富に用意。

学びと活躍の場に。店に込めた代表二人の想い

グッドネイバーズ代表の二人は、手作り品などを販売するイベントを2014年より定期的に開催。地域に根付いたイベントとして成長させてきた。自身の子育てとイベント運営での経験を通して「一人ひとりが得意なことを持ち寄れば色々なことができる」と志を同じくした二人。活動の輪をより広げる為、2019年8月～9月にクラウドファンディングを実施。多くの人々の支援のもと、交流の拠点となる店舗をオープンした。

その出資の多くは子育てがひと段落した世代やイベントを外側から見守っていた男性陣からだったことを、代表の佐村佐栄子さんは明かす。「子育て中の女性の活躍を応援したい。そんな気持ちを抱いていた方々が、“やっと出番だ”と店のオープンに力を貸してくださいました」。

ハンドメイド作家の活動を後押しするレンタルBOXを設置。「ぜひ気軽に覗いてみてください」と佐村さん。

保育士としての勤務を経て、子ども達の足育の大切さを広める講座を開く他、クラッシックバレエ講師としても指導を続けているマルチな経歴の持ち主である佐村さん。「グッドネイバーズは、カフェ、イベント開催、レンタルスペースなど、人それぞれのやってみたいこと、楽しみたいことを実現できる場所です。ぜひ一度見に来て自分のイメージを膨らませてください」と利用を呼びかける。

「靴を脱いでお食事ができますし、授乳ケープの用意もあるので、子育て中の方にぜひお越しいただきたいですね」と笑顔で話すのは、もう一人のグッドネイバーズ代表・丸山尚子さん。店運営のかたわら、ワンディッシュエイド協会のメンバーとして「もったいない食器市」の活動も行っている。

丸山さんイチオシのコープ自然派の食パンは毎週水曜日に入荷。予約も受け付けている。

「お子様連れのママやパパ、ご近所の方……みんながくつろげる空間って、私が子育て中の頃はほとんど無くって。多種多様な人が楽しめる場所として、活用してもらえたら嬉しいです」

自分らしい働き方や夢を形にしようとする人々が、共に学び高め合うコミュニティスペース。一人でも大勢でも気兼ねなく時間を共有できるこの店で、さて明日はどんな交流が育まれていくのか。自分らしさが生き生きと輝く場所を探しに、覗いてみてはいかがだろうか。

店舗詳細ページへ