2021/10/15 17:01
TAR-KUN
vol.14:<奈良ラーメン新時代>足を伸ばして訪れたい県外の名店をご紹介!!
![vol.14:<奈良ラーメン新時代>足を伸ばして訪れたい県外の名店をご紹介!!](https://sumahononakani.com/tjn/upload/img_reports/detail/e2aaaf63340792b590853dda0522c3ca9c20397f86bba3aa41dc447ab8c1ed5861a607d2b7cf5.png)
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関西にはラーメンの名店が数多くありますが、なかでも「わざわざ足を運んでまで味わうべき!」という奈良県と縁あるお店を今月はご紹介します。
このコーナーでは初となる、京都のラーメン屋さんです(*´∀`*)
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京都府右京区西院にお店を構えている【麺屋 さん田】。
奈良のとある有名ラーメン店で食べた一杯が忘れられず、独立前から度々足を運び、今もなお尊敬してやまないお店なのだそう。
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店主・三田達郎さんは、京都の有名ラーメン店『吟醸らーめん久保田』で修業後、2017年に現在の場所に開業。
濃厚鶏白湯に定評があり、2021年9月に販売された『究極のラーメン2022 関西版』(ぴあ)では総合グランプリに輝き、改めて注目を集めています。
こちらのオスス麺は二つあり、その一つは『つけ麺(並)』。
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譲れないこだわり
選りすぐりの小麦&胚芽で打った自家製麺につけ汁の旨味が光る!
まず着目したいのは、北海道産の小麦2種類と京都産の小麦に胚芽をブレンドしたこだわりの自家製麺。
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オープン当初からブラッシュアップを重ねて、風味豊かでモッチリとした弾力の強い自慢の麺です。
私自身も久しぶりに食べて、麺の著しい進化に驚かされました。
この麺によく合うのが、近江黒鶏などの鶏のガラやモミジ、モモ肉やむね肉を余すことなく使用したドロドロのつけ汁!
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見た目からも伝わる濃厚な鶏白湯スープに、醤油ダレは濃口とたまりの醤油をブレンドし、エビやホタテ、利尻昆布や干し椎茸など様々な食材で旨味を重ねています。
濃いのに不思議とくどさや重たさを感じず、鶏肉や素材の良質な味わいが余韻を持たせます。
トッピングで特筆したいのが、四角くカットされたメンマ。
無添加の国産メンマを福岡から取り寄せ、出汁をしっかりときかせた逸品。
つけ汁にも程よく馴染む柔らかな食感なので、ぜひ追加でトッピングする事をオススメします( •̀ .̫ •́ )✧
もう一つのオスス麺は『担担まぜそば』。
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譲れないこだわり
複数の香辛料で香りと辛味に深みを持たせたやみつきの一杯。
麺はメニューによって打ち変えているというこだわりぶり。
前述のつけ麺に対して、こちらのまぜそばは太くてモチモチ感があり、より弾力が強い麺です。
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茹で上がった麺を一度氷水で〆て引き締めながら麺の滑りを取るというひと手間で、啜り心地を良く仕上げています。
濃厚なゴマペーストと辣油の辛さが刺激的で、こだわりの山椒のほか、八角や陳皮などさまざまな食材で香りや辛味を演出。
本格的で個性豊かな奥行きのある味わいとなっています。
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これほどこだわりのつまったラーメンやつけ麺を提供されている三田店主ですが、2014年頃に初めて食べた奈良の名店【ラーメン家 みつ葉】のラーメンに衝撃を受け、何度も京都から食べに通ったそうです。
「みつ葉の杉浦店主は『吟醸らーめん久保田』にも食べに来てくれましたが、普通は店主の久保田さんだけに挨拶するところ、いちスタッフの僕にも名刺をくださって感激しました。未熟者の僕にとっては、憧れのスターのような人ですから」。
独立してからも杉浦店主は定期的に足を運んでくれていて、コラボで一緒にラーメンを作るという夢のような企画も実現。
今もラーメンを通じて交流を続けています。
今、最も注目を集めていると言っても過言ではない京都の名店と奈良の名店の繋がりに、なんだか心がほっこりしました。
究極の一杯を味わいに、足を運んでみてください。
麺屋 さん田
- 住所/京都府 京都市右京区西院追分町 7-4
- 電話/075-321-5556
- 営業時間/11:00~14:00(L.O) 18:00~21:00(L.O)
- 定休日/祝日の場合営業、翌日火曜日休み
- 駐車場/無