2021/10/03 19:56
ぱーぷる
智辯学園が苦しみながらも奈良北にサヨナラ勝ち【高校野球/秋季奈良県大会2021準決勝】
智辯学園がサヨナラ勝ちで決勝戦へ!
初の決勝進出に挑む奈良北ベンチ
2021年10月3日、奈良県の佐藤薬品スタジアムで高校野球秋季奈良県大会の準決勝、奈良北対智辯学園が行われた。
1回表、奈良北は3本のヒットでノーアウト満塁のチャンスを作ると、4番東崎君のタイムリーで1点を先制。
1回裏、智辯学園は2アウト1、3塁から5番酒井君のセンターオーバーのタイムリーで2-1と一気に逆転。
3回裏にも北村君のタイムリーなどで、智辯学園は2点を挙げて4-1とリードするが、4回表に奈良北は7番榎本君、9番吉本君のタイムリーで4-4の同点に追いつく。
4回裏に智辯学園は、1番松本君のホームランで5-4と逆転し、5回裏にも1点を追加し6-4。
しかし6回表、奈良北は途中出場の8番梅木健君の3ランで逆転かと思われたが、1塁走者が前のランナーを追い越したため2点追加で6-6と同点止まり。
ここから両者点が入らず試合が決まったのは12回裏。
智辯学園は3番の高良君のレフトオーバーの2塁打、2人の申告敬遠により1アウト満塁。
7番中陣君は内野フライに倒れるも、ここまで156球を投げた8番ピッチャー大坪君の三塁強襲ヒットでサヨナラ勝ち。
7-6で接戦を制した。夏の甲子園準優勝の智辯学園が苦しみながらも決勝戦に駒を進めた。
これにより決勝は夏の県大会と同じカード高田商-智辯学園。
3位決定戦は天理-奈良北となった。
なお、奈良県は3校が近畿大会に出場できるので、奈良北が次戦で勝つと初の近畿大会への切符ゲットとなる。