第7回八咫烏神社【奈良のつれづれ古都散歩〜ぱーぷる編集部が行く社寺ときどきグルメ〜】

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2021/06/11 01:00

例年よりも早い梅雨入り。
社寺のお参りの時に雨だと御朱印帳が濡れてしまったり、傘で手がふさがったり、暑さもあってそもそも外に出るのが億劫だったりと嫌な季節ですね。

そういうときは、社寺にお参りときに雨が降るとケガレを祓うことができると言い聞かせて天の恵みに感謝しましょう。

境内にある八咫烏の石像。2002年のFIFAワールドカップの開催に際して建造された。コミカルな表情がかわいらしい。

八咫烏には足が3本あり、それぞれ天・地・人を表すとも。

今回訪れたのは、宇陀市榛原にある『八咫烏神社』。
八咫烏といえば日本サッカー協会のシンボルとしてご存知の方も多いのではないでしょうか。

日本神話に登場する、神の遣いとして「古事記」や「日本書紀」に登場。
神武天皇を熊野から大和へ導き、勝利に貢献しました。
その後、神武天皇は橿原に都を置き、日本国の歩みが始まりました。

こうした知識があると現代の烏に対する見え方も少し変わってくるかもしれませんね。

県道31号沿いにある大きな鳥居が目印。

鳥居をくぐって橋を渡ると右手に駐車場、正面に階段が見えてきます。

社務所を右手に見ながら、階段を登って二の鳥居をくぐると拝殿が登場。

拝殿から向かって右手側に先ほどご紹介した八咫烏の石像があります。

拝殿の裏手にある長い階段を上ると本殿に。

朱色の本殿は荘厳という言葉がよく似合います。

コロナ禍の影響から御朱印は書き置き式に。
おさい銭箱に初穂料を納めて御朱印を賜りましょう。

毎月1日は月次祭。
神職の方がいらっしゃるので、ぜひ1日にお参りしてみましょう。

境内からは古事記・日本書紀に登場する「伊那佐山（いなさやま）」が見えます。