2020/12/29 01:00
【初詣/薬師寺/奈良市】コロナ禍の今だからこそお薬師さんにお参りを
1300年の歴史をもち、世界遺産にも登録されている『薬師寺』。
薬師寺では、吉祥天女画像を本尊とし、一年の吉祥招福、天下泰平を祈願する修正会(しゅしょうえ)法要を執り行う。
1月1日~3日は奈良時代から伝わる国宝・吉祥天画像を、4日~15日は平成本・吉祥天画像をご本尊としてお祀りする。
例年正月三が日は吉祥天に新しい年の幸せを祈るため多くの参拝客が訪れ、「お写経会」や「新春法話」をお正月の恒例行事にしている人も多い。
吉祥天に健康を祈願する
修正会日中法要
日時:1月1日(金)~3日(日) 13:00 ~13:30頃
場所:金堂(密を避けるため、入堂を制限する場合あり)
本来初詣は、年の初めに吉祥天に参拝し、前年の出来ごとを振り返り、新しい年の幸せを祈り生き方を定めるもの。
吉祥天の功徳で一年の吉祥招福を願おう。
新年の厄除けは薬師寺で!
初護摩祈願
日時:1月1日(金)~3日(日) 10:00 ~16:00頃
場所:大講堂前特設テント
薬師寺修験咒師(しゅげんしゅし)本部の僧侶による初祈願、厄除祈願等の護摩の修法がなされる。
希望者が願い事を書いた添護摩(小木)を炉中に投げ入れて祈願する。
気持ちもあらたに 心静かな時間をお写経で
新春お写経会
日時:1月1日(金)~3日(日) 8:30 ~17:00(受付は16:30まで)
場所:お写経道場
現在はソーシャルディスタンスをとった形で一人おきに座って行っている
薬師寺では、新春の清涼な空気の中、新たな年の目標を掲げ、お写経することを勧めている。
一人ひとりの身心安楽、疫病早期終息等を祈願しよう。
個人差はあるが、初めてでも約1時間で書写できるとのこと。
納められたお写経は、本尊薬師如来の宝前で祈願の後、経蔵に納められ、令和の人々はお写経に込めた祈りによって、この世界的な困難を乗り越えようと願ったことを未来に遺し伝えてくれる。
薬師寺加藤朝胤管主による年初めの法話
新春法話
日時:1月1日(金)~3日(日) 13:30 ~14:00頃
場所:特設法話会場
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新春を迎えるにあたって、加藤朝胤管主による法話が行われる。
新たに設けた特設法話会場では、椅子の間隔を広くしたり天井を高くするなど、コロナウイルス感染対策がとられている。約300人まで聴聞可能。
加藤朝胤管主のユーモアを交えての法話は必聴。初笑いにも。
薬師寺 初詣
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