2019/12/11 00:00
【奈良市】平安時代から守り続けられる、歴史ある伝統行事
春日大社の摂社・若宮神社のご例祭。
五穀豊穣、万民安楽を祈り途切れることなく執り行われ今日に至る。
17日(月)は「遷幸の儀」「お渡り式」「お旅所祭」まで1日がかりで神事が奉納される。
春日大社の摂社・若宮神社のご例祭であり、国指定重要無形文化財。
平安時代末期の長承年間、長雨洪水により飢饉、疫病が蔓延した。
そこで関白藤原忠通が万民救済を祈るため、春日野に御神霊をお迎えし、丁重に祭礼を奉仕したことがおん祭の始まり。
その後、飢饉の原因となった大雨洪水も治り、晴天が続いたという。
現在は4日間に渡り行われる五穀豊穣、万民安楽を祈る行事として残る。
12月17日(火)は「遷幸の儀」「お渡り式」「お旅所祭」まで一日がかりで神事が奉納される。
正午から行われる「お渡り式」の時代行列は圧巻の一言。
約900年続く、歴史ある祭事を見に行ってみよう。
春日若宮おん祭
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