2026/01/23 12:00
ぱ~ぷる編集部(松石)
【ラーメン ❘ 新店】あの人気ラーメン店の跡地に『塩たいおう』の2号店『鶏が如く 塩たいおう外伝』がオープン!
県道754号沿い、以前まで人気ラーメン店『麺屋 NOROMA』が入っていたテナントに、こちらもラーメンの人気店である『塩たいおう』の2号店がオープンした。
その名も『鶏が如く 塩たいおう外伝』。
『塩たいおう』といえば魚介出汁をメインに鶏出汁を合わせたスープが印象的なラーメン店なのだが、今回は店名に“鶏”を掲げてのオープンだ。
はてさて、どのようなラーメンに仕上がっているのか。
期待に胸を膨らませながら早速お店にお邪魔させていただいた。
醤油らーめん 980円(税込)
こちらのイチオシである醤油らーめんのスープは『塩たいおう』本店とは打って変わって、鶏の旨味を前面に押し出した清湯(ちんたん)ベース。
鶏肉、鶏ガラからとられた清湯は透明度が高く、その見た目からは昔ながらの中華そばを連想させるが、意外や意外、一口スープをすするとその濃厚さに驚かされる。
店長・奥村さんいわく、清湯は煮込み過ぎるとキレが無くなる。そのため敢えて煮込み時間を抑え雑味も含めた鶏の旨味のインパクトを引き立てているという。
さらに昆布を中心とした優しい魚介系の出汁と醤油ダレ、仕上げに鶏油を合わせることによって、口当たりは優しくクリアでありながら、濃厚なスープに仕上がっている。
このあたりのバランス感の良さはさすが“塩たいおう外伝”といったところか。
鶏油は丼正面を中心に注がれており、一口目の鶏のインパクトが強くなるように仕掛けられている。
また器の底には生姜の細切りが少しだけ仕込まれており、食べ進めるにしたがって生姜の爽やかな風味が香る。
一杯の中に元和食料理人であった店長・奥村さんの創意工夫が盛り込まれている。
スープが一新されたことで『塩たいおう』とは違う麺の使用も検討されたが、“スープの旨味・香りを邪魔しない麺”を求めた結果、本店と同じ麺を使用することに。 『塩たいおう』『鶏が如く 塩たいおう外伝』、両店ともに繊細なバランスで成り立つスープで提供しているが故の帰結。
しおらーめん 980円(税込)
こちらは『塩たいおう』と同じく塩だれを使った塩らーめんだが、鶏の旨味を前面に出すために、魚介出汁は昆布を中心としたものに変更。
鶏の旨味の濃厚さが感じられつつも、優しく深みのあるスープに仕上がっている。
『塩たいおう』ファンの方には本店との違いを感じられつつも、より馴染みやすい一杯となっているのではないだろうか。
スチームコンベクションオーブンを使って低温でじっくり加熱された鶏チャーシューはしっとりと柔らか。今後は鶏以外にもチャーシューのバリエーションを増やすことを検討中だとか。
新式親子丼 400円(税込)
ホロホロになるまでじっくり昆布だしで煮込んだ鶏肉と、奈良県吉野町・野澤養鶏のこだわり卵をつかった“新式”親子丼。
鶏肉が載ったご飯にトロトロの半熟卵を自分で割り入れるスタイルで、卵かけご飯と鶏チャーシュー丼を掛け合わせたような塩梅だ。
優しい出汁で甘めに炊かれた鶏肉と玉ねぎに、加熱することで甘みを増す濃厚な半熟卵のマリアージュが楽しめる。
新式親子丼は単品での注文はNG。らーめんと併せての注文のみなのであしからず。
創意工夫で一味違った驚くを生み出す。まるでエンターテイメントならーめん
今回の取材では一杯のラーメン、一つのメニューに対して非常に細かい工夫がなされていることに驚かされた。
味の美味しさはもちろん、客目線もとい客の食行動をしっかり意識した提供方法などに並々ならぬこだわりを感じる。
人気店の跡地ということも有り、お客さんから要求されるクオリティーは高いかもしれない。
しかしながら、『鶏が如く 塩たいおう外伝』はそのハードルを越えていけるだけの力を持った店である。
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