2025/11/12 07:00
ぱーぷる編集部
秋の奈良おすすめスポット!紅葉、イチョウ、ススキを見に行こう【2025年版】
秋の奈良にはおでかけしたくなるスポットがたくさん!
雄大な自然の秋、庭園の秋、そして奈良の顔、シカと紅葉のコラボも外せない!
※掲載している写真は過去の見頃時期の様子です。実際の見頃は、気候によって変動しますので、予めご了承ください。
1.【奈良公園|奈良市】「シカと紅葉」の心なごむ風景
国の天然記念物にも指定されている奈良のシカが生息する『奈良公園』。
秋になると、10月下旬ごろからサクラの紅葉が始まり、そこから次々とイチョウ、モミジも鮮やかな色を魅せる。
落葉の絨毯にシカがのんびりと腰をおろすさまはなんとも奈良らしい心なごむ風景。
浮見堂周辺の鷺池に浮かぶ小さな東屋と池のほとりで色づく紅葉の取り合わせは、まるで絵巻物の世界。
2.【吉野山|吉野町】山全体が世界遺産の絶景紅葉名所
山全体が世界遺産として登録されており、その雄大な景観を楽しもうと、見頃の時期には県内外から多くの人が訪れる関西きっての紅葉スポット。
千本口駅から山上の吉野山駅までを走る日本最古のロープウェイに乗れば、真っ赤な紅葉に包まれた秋の空中散歩が満喫できる。
紅葉期のみの夜間ライトアップもあり、昼と夜、それぞれ違う表情の吉野山を楽しめるのもポイント。
3.【みたらい渓谷|天川村】秋色の渓谷美に酔いしれる
四季折々の景観で癒してくれる天川村のみたらい渓谷。
秋には天から赤や黄色が降ってきたように山頂から色付き、全山紅葉の錦秋には天井の秋という言葉がぴったりの風情となる。
川沿いに整備された全長約7kmのハイキングコースでは、この時期ならではの色彩豊かな紅葉が楽しめる。
4.【依水園|奈良市】日本庭園に色づく紅葉の美
国の文化財として名勝に指定されている奈良県奈良市の中心部にある『依水園』。
奈良を代表する池泉回遊式庭園で、江戸前期の「前園」、明治期の「後園」と、二つの時代の様式で造られた景観を楽しむことができる。
どちらの庭園も四季を通して見ごたえがあるが、紅葉の時期の美しさは格別。
園内に併設されている「寧楽(ねいらく)美術館」では、2025年12月24日(水)までの期間、企画展『令和7年 中国・朝鮮半島・日本の美をもとめて-後期-』を開催中。
5.【葛城高原|御所市】360度大パノラマの絶景!
葛城高原(葛城山)といえば、春を彩るツツジが有名だが、秋はススキの名所に様変わり。
標高959mの山頂で秋風にススキの穂先がなびき、葛城山頂一帯は黄金色に輝くススキの大海原に。
山頂からは360度大パノラマのロケーションも楽しめる。眼下に広がる大和盆地と大阪平野の眺めも素晴らしい。
6.【曽爾高原|曽爾村】3年ぶりに「山灯り」が復活したススキの名所
日本300名山の一つ、倶留尊山(くろそやま)から亀の背に似た亀山を結ぶ西麓に広がる曽爾高原。
10月中旬~11月下旬には、黄金にたなびく絶景が広がるススキの名所となる。
そして今年は、曽爾高原のお亀池周辺の遊歩道が約200個の灯籠で照らされる「山灯り」が、3年ぶりに復活!
曽爾高原の夕景から山灯り、そして満点の星空と、天気がよければ雄大で幻想的な景色を堪能できる。
7.【親里大路|天理市】黄金のイチョウ並木がライトアップ&歩行者天国に!
天理市のシンボルとして「市木」にもなっているイチョウ。
天理市内には約1,000本のイチョウの木が植えられているが、中でも奈良きってのイチョウの名所として知られているのが「親里大路」。
11月29日(土)、30日(日)はイベント「ほこてんり」が開催され、親里大路のイチョウ並木の国道25号線が歩行者天国になる。さらに、夜にはイチョウ並木がライトアップされた幻想的な空間に日常を忘れ、癒される。
