2025/07/15 07:00
ぱーぷる編集部
【究極の国宝 大鎧展】国宝の鎧が奈良・春日大社に集結!「モンスターハンター」シリーズともコラボ!
世界遺産・春日大社の国宝殿にて、特別展「究極の国宝 大鎧展―日本の工芸技術の粋を集めた甲冑の美の世界―」を、2025年7月5日(土)~9月7日(日)の会期で開催する。
現存する国宝鎧の半数が一堂に会する特別な展覧会。“国宝大鎧の双璧”と評される二つの鎧が史上初めて並列展示されるほか、大人気ゲーム「モンスターハンター」シリーズとのコラボも大注目だ。

史上初!“国宝大鎧の双璧”の並列展示
平安時代後期から南北朝時代にかけて作られた大鎧は、日本の甲冑の中でもっとも格式が高いとされる。
その中でも、絢爛豪華な飾金物が施され、日本の甲冑史において特に重要な存在とされているのが奈良・春日大社の国宝「赤糸威大鎧(竹虎雀飾)」と、青森・櫛引八幡宮の国宝「赤糸威鎧(菊一文字の鎧兜)」。
「究極の国宝 大鎧展」では、この “国宝大鎧の双璧”と評される2つの大鎧が、史上初めて並列展示される。
豪華な飾金物で装飾された東西の大鎧は必見!この貴重な機会は見逃せない。
国宝指定の甲冑類の半数が集結!
現在、国宝に指定されている甲冑類18点(2025年3月末現在)のうち、なんと半数の9点が出展される。
奈良県川上村で566年の長きにわたり行われている年に一度の御朝拝式でのみ拝見することが許される、門外不出の「縹糸威筋兜」が初めて一般公開されるなど、重要文化財に指定された甲冑類も多く展示され、見ごたえ十分。
この規模の展覧会は二度とないかもしれないと言われるほど。
「モンスターハンター」シリーズとコラボ!
株式会社カプコンの大人気ゲーム「モンスターハンター」とのコラボも見どころ。
「究極の国宝 大鎧展」開催期間中、コラボレーションビジュアル2点がビジュアルボードとして国宝殿前に掲出される。
そのビジュアルがこちら。

©︎CAPCOM
春日大社表参道の二之鳥居前に出現した「ジンオウガ」と、ハンターたちが対峙しているビジュアルは大迫力。ハンターの一人は春日の神の使いである鹿を守っている。

©︎CAPCOM
一転、釣燈籠が並ぶ春日大社の朱塗りの回廊で、アイルーたちが記念撮影しているビジュアルは愛らしくほのぼのとした世界。鹿みくじを手にして笑顔を見せるアイルーたちの後方には、「ケルビ」と春日の神の使いである鹿の姿も。
国宝殿内では、これら2点のコラボレーションビジュアルをデザインしたTシャツ、クリアファイル、マウスパッドなどが販売される。
見どころがたくさんの「究極の国宝 大鎧展」、お見逃しなく!
開催概要
●展覧会名
「究極の国宝 大鎧展―日本の工芸技術の粋を集めた甲冑の美の世界―」
●会期
2025年7月5日(土)~2025年9月7日(日)
前期:7月5日(土)~8月3日(日)
後期:8月9日(土)~9月7日(日)
(展示替休館:8月4日(月)~8月8日(金))
●会場
春日大社国宝殿
●開館時間
10:00~17:00(16:30受付終了)
●料金
一般1,500円、大高生1,200円、中小生500円