美術館奈良県奈良市アート
2025/07/08 07:00
ぱーぷる編集部

【奈良県立美術館】美術館をもっと身近に!対話と体験でアートの魅力を再発見する「わたしたちのびじゅつかん」開催

奈良県奈良市の『奈良県立美術館』にて、夏休みの展覧会として「わたしたちのびじゅつかん~きて・みて・はなして→たいけんする美術展~」が2025年7月19日(土)~8月24日(日) の期間、開催される。


【奈良県立美術館】美術館をもっと身近に!対話と体験でアートの魅力を再発見するコレクション展「わたしたちのびじゅつかん」開催

絹谷幸二 ≪チェスキー二氏の肖像≫ 1986年 奈良県立美術館蔵

対話を促す鑑賞体験!


この展覧会では、奈良県立美術館所蔵作品の中から、鑑賞者同士の対話を促す作品を厳選し展示。来場者は家族や友人と共に語り合いながら作品を鑑賞する対話型鑑賞を体験できる。

対話型鑑賞とは、1980年代にニューヨーク近代美術館で考案された教育プログラムで、作品に関する情報や解釈を専門家や教師が一方的に伝えるのではなく、鑑賞者自身の多様な見方や感想を尊重し、グループでの対話を通して作品を深く味わう鑑賞法。

会期中には、対話型鑑賞をテーマとした「アートカード体験講座」や、未就学児とその家族を対象とした家族鑑賞会「ハローミュージアム」など、多様な鑑賞プログラムを実施する。

【奈良県立美術館】美術館をもっと身近に!対話と体験でアートの魅力を再発見するコレクション展「わたしたちのびじゅつかん」開催

「わたしたちのびじゅつかん」展 イメージ画像 撮影:木奥惠三

美術館を楽しむアート夏祭りを開催!


関連プログラムとして、アーティストや大学研究者を講師に迎えた本格的なアート活動を体験できるワークショップや、工作などの創作活動を気軽に楽しめるアート夏祭りなど、様々なアート体験イベントを開催。

アート夏祭りでは、手軽で楽しい予約不要のワークショップブースが美術館に大集合!

展示室で作品を鑑賞したり、色々な材料で工作をしてみたりと、子どもも大人も涼しく楽しくアートに触れ、体験することで、素敵な夏休みの一日を過ごそう。

子ども・若者たちの作品を展示


関連展示として、「大阪芸術大学芸術学部アートサイエンス学科連携展示」および「奈良市中学校美術部アートの甲子園出品作品展」を開催。

その他、プレイベントとして実施した、郡山中学校や郡山南小学校での「アートカードの出前授業」(6・7月)や、トライ高等学院西大寺キャンパスでのワークショップ「展覧会紹介動画をつくってみよう!」(5月)などの成果も紹介。

「わたしたちのびじゅつかん」に


この展覧会を通じて、奈良県立美術館を身近に感じてもらうことで、美術館が「みんなの居場所」となる「わたしたちのびじゅつかん」の実現を目指すという。

芸術に知識や興味がある人だけでなく、大人も子どももみんなが美術館に親しみを持って、何度も足を運んで楽しもう。

長い夏休み、お子さまといっしょに気楽な気持ちで美術館にGO!

開催概要


●会期
2025年7月19日(土)~8月24日(日)

●開催場所
奈良県立美術館
(奈良県奈良市登大路町10-6)

●休館日 
月曜日
7/22(火)、8/12(火) ※7/21(月・祝)、8/11(月・祝)は開館

●開館時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)

●観覧料 
一般400円、大学生250円
※ 小・中・高生及び18歳未満は無料 
※65歳以上は平日無料
※ 身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳(アプリを含む)をお持ちの方と介助の方1名は無料

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