2025/06/23 07:00
ぱーぷる編集部
古刹「松尾寺」で華やかに咲き誇るカサブランカ。6月下旬頃開花の見込み【大和郡山市】
奈良県大和郡山市に位置する「松尾寺」。
5月には境内にある美しいバラ園が多くの参拝者の目を潤わせてくれたことは記憶に新しい。
そんな松尾寺では、6月下旬頃より、カサブランカ(ユリ)が境内一面で開花する。

本堂前を中心に、ずらりとカサブランカの鉢植えが並べられ、白、赤、黄、ピンクなど様々な色のカサブランカが境内を華やかに彩る。
大輪のカサブランカが咲き誇り、心地よい風と共にその芳しい香りが境内に漂う。本堂や三重塔を背景にした景観も美しく、写真撮影にもおすすめ!

これほどのカサブランカを見られるのは奈良県内でも貴重。
入山料・入園料ともに無料で、駐車場も無料開放されているため、誰もが気軽に訪れることができる点も魅力。
お寺の静ひつな雰囲気の中、華やかな花の美しさと香りに癒されよう。

例年、6月下旬(夏越の祓の頃)から7月中旬にかけてが見頃とされている松尾寺のカサブランカだが、気候に左右されやすいので、お出かけ前に松尾寺のホームページで開花状況をチェックしてみてね。
大和 松尾寺
松尾寺は、718年、天武天皇の皇子である舎人親王が、42歳の厄年であったため、『日本書紀』編纂の無事完成と自身の厄除けを願って建立されたと伝えられ、「日本最古の厄除け霊場」と伝わる。

●住所
奈良県大和郡山市山田町683 松尾山
●電話
0743-53-5023
●拝観料
入山料無し、お堂の中の拝観は拝観料が必要