2024/06/16 07:00
ぱーぷる編集部
今が見頃!奈良のあじさい名所8選【2025年版】

梅雨の季節を彩る美しい花、あじさいが奈良の各所で見頃を迎えています。
一年中でこの時期しか見られない美しい景色に出会って元気をもらいましょう♪
開花状況は各スポットのホームページなどをチェック!
1.般若寺(はんにゃじ)【奈良市】

「コスモス寺」とも言われる般若寺では、初夏コスモスとあじさいの可憐なコラボが楽しめるのが魅力。
さらに、アジサイガラスボール発祥のお寺とも言われ、境内のいたるところに飾られた色とりどりの美しいアジサイガラスボールが、訪れる人の目を楽しませてくれます。水と花の入れ替えは毎日おこなわれ、同じ場所でも日によって違う色合いが楽しめるそう。
今年新たに境内に登場した「雫の小道」では、梅雨のしっとりした空気の中に、華やかな雫のきらめきとあじさいの鮮やかな色彩に包み込まれるような空間が味わえます。
2025年6月30日までは花期特別拝観料期間となっています。
2.矢田寺(やたでら)【大和郡山市】

大和郡山市の矢田山の中腹に位置する古刹、「矢田寺」は関西きってのあじさいの名所として知られ、別名「あじさい寺」とも呼ばれています。
約60種、10,000株のあじさいが咲き乱れ、その美しいあじさいを見ようと県内外から多くの人が訪れます。25,000㎡の境内には回遊式の「あじさい庭園」や種類豊富なあじさいが咲きそろう「見本園」もあり、見ごたえじゅうぶん。
また、矢田寺は日本のお地蔵さま発祥の地とも言われ、はなやかなあじさいに囲まれておだやかな表情を浮かべるお地蔵さまが心を和ませてくれます。
アジサイ園は2025年6月30日まで。
3.長谷寺(はせでら)【桜井市】

別名「花の御寺」とも呼ばれ、四季折々の美しい花々で多くの人を魅了し、親しまれている「長谷寺」。
あじさいの季節も、趣向をこらした華やかな境内が参拝者を迎えてくれます。
現在、壷阪寺、岡寺、室生寺と4ヶ寺コラボの「大和観音あぢさゐ回廊2025」開催中。期間中は特製の紫陽花切絵朱印や大和あじさい重ね色巡礼などお楽しみが盛りだくさん。
さらに、「大和観音あぢさゐ回廊2025」の開催期間中、「本尊大観音・本坊大講堂特別拝観」も実施中。花と文化、どちらも楽しめます。
4.岡寺(おかでら)【明日香村】

飛鳥の地に建立され1300年以上の歴史を刻む「岡寺」。
早くから『華の池』や『華手水舎』などを行っており近年全国に広がる花手水のさきがけとも言われ、1年を通して多くの参拝者でにぎわいます。
天竺牡丹とあじさいの華手水舎はフォトジェニックでため息がでる美しさ。
現在、壷阪寺、岡寺、室生寺と4ヶ寺コラボの「大和観音あぢさゐ回廊2025」開催中。期間中は特製の紫陽花切絵朱印や大和あじさい重ね色巡礼などお楽しみが盛りだくさん。
2025年6月29日まで、「本堂内々陣お扉特別開扉」も実施中。日本三大仏のひとつである本尊の「如意輪観世音菩薩」を間近から全身を拝むことができます。
5.壷阪寺(つぼさかでら)【高取町】

眼病封じのお寺として知られる高取町の「壷阪寺」。
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪と、四季折々の衣をまとった全長10mの大仏様(大釈迦如来石像)の姿も有名。
この初夏には、春に「桜大仏」として楽しませてくれた大仏様の周囲から観音様に続く参道があじさいで彩られ、参拝者を迎えてくれています。
現在、壷阪寺、岡寺、室生寺と4ヶ寺コラボの「大和観音あぢさゐ回廊2025」開催中。期間中は特製の紫陽花切絵朱印や大和あじさい重ね色巡礼などお楽しみが盛りだくさん。
2025年7月7日まで、「壷阪観音お身拭い特別結縁参拝」を開催。さらに、二大塔(三重塔・多宝塔)初層特別開扉も同時開催中です。
6.室生寺(むろうじ)【宇陀市】

宇陀市にある「室生寺」は、奈良時代に創建された歴史あるお寺。
女人禁制の仏閣も多くあった時代でも、女性の参拝を受け入れていたことから「女人高野」として親しまれてきました。
境内には国宝、重文の仏様や堂塔が安置され、しゃくなげ、あじさいなど、四季の花が美しく、今の季節は仁王門裏の「バン字池」周辺や金堂から本堂に登る石段に咲き誇ったあじさいが参拝者を迎えてくれます。
現在、壷阪寺、岡寺、室生寺と4ヶ寺コラボの「大和観音あぢさゐ回廊2025」開催中。期間中は特製の紫陽花切絵朱印や大和あじさい重ね色巡礼などお楽しみが盛りだくさん。
7.おふさ観音【橿原市】

「バラ」と「提灯」の名所、橿原市の「おふさ観音」で、今年あらたに「アジサイの小径」が見どころに加わりました。
門を入ってから日本庭園円空庭まで長く続くこの「アジサイの小径」は花好きの住職の構想から数年。徐々に増えてきた珍しい最新品種を含む約500株のアジサイがついにお披露目となりました。
開催中の春のバラまつり、提灯まつりとの開催と併せてすべて無料で楽しめます。どこを切り取っても絵になる境内をゆっくり堪能してください。
また、本堂にて寺宝「生き人形」(初代安本亀八作)の特別公開、20年ぶりとなる「三千仏弥勒菩薩掛け軸」の公開も実施中。花や提灯とあわせて、貴重な寺宝を鑑賞もおすすめです。
8.県営馬見丘陵公園

奈良県北葛城郡の広陵町と河合町をまたがる広大な県営公園『馬見丘陵公園』。
四季折々、花の色どりが絶えない華やかな公園では、初夏には花菖蒲、約26品種の多彩な品種が楽しめるバラ園、木陰を爽やかに彩る4,000株のアジサイなど、美しい花々がお出迎えしてくれます。
900台以上停められる無料の駐車場があるので、ピクニックの用意をしてお出かけするのもいいですね。
雨の日のゆっくり散歩にもおすすめです。