【西村邸】奈良町を満喫する古民家宿【奈良のホテル特集2025】

宿・ホテル・旅館奈良県奈良市

2025/06/25 07:00

ぱーぷる編集部

奈良町に佇む、100年以上もの歴史を持つ古民家宿『西村邸』。

主宰の杉本さんが「これからの世代に、少しでも奈良町の心地よい鄙（ひな）びにふれて欲しい」という思いで、空き家になっていた「おばあちゃんち」を手入れし直し、カフェ・レンタルスペースなどを備えた宿泊施設として、2019年秋にオープンした。

畳の上でゆったりとした時間を過ごせば、なるほど。幼いころに過ごした「おばあちゃんち」を思い出す。

「奈良町でしかで体験できない時間を過ごすためのお手伝いをする。そんな『まちやど』でありたい」と杉本さん。

日々の喧騒や疲れから一歩離れて過ごす奈良の時間は、きっとあなたの心をふっと軽くしてくれる。

『西村邸』は昔から続く奈良町の伝統的なつくりをできるだけ変えることなく改修しているため、100年前の空気を感じられるのがポイント。

ほっと一息つける、安らぎの時間を過ごしてみて。

宿泊は"OMOYA（主屋）"と"Hanare（はなれ）"の独立1棟貸しの2部屋がある。
畳はもちろん、こたつや蚊帳、秘密基地のような階段など、懐かしくてシンプルな奈良町屋の暮らしを体験できる。

楽しくワイワイ過ごすのにおすすめなのが"OMOYA" （26,400円　4名利用時）。

1階は10畳のお座敷と掘りごたつ、2階は暮らしやすいベッドルームを備えた広い部屋で、カードゲーム、テーブルゲームなどもそろっている。

専用キッチンや洗濯機がついたお部屋で、奈良町で数日間過ごしたい人にぴったりな"Hanare"（24,100円　3名利用時）。
ダイニングキッチンを完備しているので、料理もできちゃう。
女子会や原稿合宿にもいいかも？

宿泊料金には、朝食と徒歩10"歩"にあるクラシカルな銭湯『花園新温泉』の入浴券が含まれている。

「ならまち銭湯部」として『西村邸』は運営、清掃のお手伝いにも取り組んでいるそう。
昔ながらの銭湯につかり、奈良町の暮らしを体験してみてほしい。

おばあちゃんの食卓のようなほっとする滋味深い朝食

現在は店頭での書籍、古本の販売を増やしているそう。
日頃忙しくてなかなかできない読書時間をじっくり過ごすのも楽しそう。

古本＋推薦カードと交換に、コーヒーとお菓子をふるまう「ブックトレードコーヒー」という企画も実施中！

これからも古き良き時間と、新鮮で心躍る時間の両方を提供して続けてくれる『西村邸』に遊びに行ってみて。

「ブックトレードコーヒー」についてはこちら