2025/06/03 07:00
ぱーぷる編集部
【奈良国立博物館】「世界探検の旅―美と驚異の遺産―」開催!いざ、時空を超えた世界探検の旅へ!
奈良国立博物館にて、2025年7月26日(土)~9月23日(火・祝)の期間、奈良国立博物館開館130年・天理大学創立100周年記念特別展「世界探検の旅―美と驚異の遺産―」を開催。
世界中から集められた天理大学附属天理参考館の30万点にのぼる膨大なコレクションと、奈良国立博物館が誇る仏教美術作品。これらを組み合わせ、人類の約6000年の歴史を深く探求する、かつてない展覧会が実現する。
グデア頭像 イラク 紀元前2100年頃 天理大学附属天理参考館蔵
左:釈迦如来立像(清凉寺式) 日本 鎌倉時代 文永10年(1273) 奈良国立博物館蔵
右:二十八部衆立像のうち迦楼羅王 日本 鎌倉時代(13世紀) 奈良国立博物館蔵
「世界探検の旅―美と驚異の遺産―」の見どころ
仏教美術の優品を誇る「奈良国立博物館」と30万点を超える考古資料・民族資料を有する「天理大学附属天理参考館」との初のコラボレーション展。
天理大学附属天理参考館の貴重なコレクションを中心に、約220件もの資料が展示される。中には、世界でも天理参考館のみが所蔵する稀少な作品や初公開の作品も。
そんな貴重な作品も含め、なんと、すべての展示品が写真撮影OK!
金製頭飾 人面形 推定ボリビア インカ帝国(15~16世紀) 天理大学附属天理参考館蔵
さらに、世界の文化を体感できるよう、現地感のある趣向を凝らした展示空間が創出されるという。
音声ガイドナビゲーターを務めるのが、旅好きの俳優・大沢たかおさんというのも楽しみ。
いざ、ワクワクゾクゾクするような、時空を超えた世界探検の旅へ。
展覧会は3つの章で構成
展覧会は「文明の交差する世界」、「神々と摩訶不思議な世界」、「追憶の20世紀 」の 3つの章で構成され、ユーラシア大陸の東西文明交流、世界各地の信仰と死後の世界観、今は失われた20世紀の生活文化など、幅広い視点で世界を探求する。
第1章 文明の交差する世界
オリエントおよび中国に焦点を当て、文明が誕生してからシルクロードを介した東西交流に至るまでを中心に概観する。
緑松石象嵌青銅内玉戈 中国 殷(紀元前13~前11世紀) 天理大学附属天理参考館蔵
玉の刃に、トルコ石をちりばめた龍の形。殷代の技術を結集した至高の宝器。
第2章 神々と摩訶不思議な世界
ニューギニア、インドネシア、台湾、インド、古代エジプト、そしてアンデスと、東から西へと周遊するように、世界各地の信仰と死後の世界に関わる品々を紹介。
左:精霊仮面「コヴァヴェ」 パプアニューギニア、ニューギニア島 20世紀前半 天理大学附属天理参考館蔵
右:儀礼劇チャロナランの仮面 魔女ランダ インドネシア、バリ島 20世紀前半 天理大学附属天理参考館蔵
第3章 追憶の20世紀
20世紀における北米、エジプト、中国の地域色豊かな文化を紹介し、ひとつひとつのモノに込められた先人たちの知恵と手技を紹介。
左:北京の看板(効果看板) 眼薬屋 中国 20世紀前半 天理大学附属天理参考館蔵
右:北京の看板(実物看板) 帽子屋 中国 20世紀前半 天理大学附属天理参考館蔵
摩訶不思議な空間演出イベントも
日時限定で、「摩訶不思議アワー」と題し、通常展示とは異なる照明・デジタル演出を実施。どのような摩訶不思議空間が繰り広げられるのか楽しみ!
●実施日時
毎週土曜日および8月5日(火)〜8月15日(金)の午後5時〜7時
毎週日曜日午後3時〜5時
開催概要
●展覧会名
奈良国立博物館開館130年・天理大学創立100周年記念特別展
「世界探検の旅—美と驚異の遺産—」
●会期
2025年7月26日(土)~9月23日(火・祝)
●会場
奈良国立博物館 東・西新館
(奈良市登大路町 50 番地 奈良公園内)
●開館時間
9:30~17:00
※毎週土曜日および8月5日(火)~8月15日(金)は19:00まで
※入館は閉館の30分前まで
●休館日
2025年7月28日(月)、8月4日(月)、8月18日(月)、8月25日(月)、9月1日(月)、9月8日(月)、9月16日(火)
●料金
一般 1,800円(前売り・20名以上の団体様:1,600円)
高大生 1,300円(前売り・20名以上の団体様:1,100円)
中学生以下無料。
前売りは7月25日(金)午後11時59分まで。