2025/05/20 07:00
ぱーぷる編集部(喜畑恵太)
【2025年】奈良 おふさ観音のバラまつり!見頃の4000株と提灯の競演
奈良県橿原市にある『おふさ観音』では2025年5月15日~6月30日まで「春のバラまつり」が開催中。
奈良県橿原市「おふさ観音」では、約3,800種類4,000株のバラが見頃を迎える。
同時開催の「提灯まつり」では、約2,000個の提灯が境内を彩る。人気の「お絵かき絵馬」や神秘的な「水みくじ」も体験可能。
約3,800種類4,000株のバラがお出迎え

「おふさ観音」には、ポピュラーなアイスバーグ(別名:白雪姫)や人気のピエールドロンサールなど、約3,800種類4,000株ものバラが植えられている。
これらは無料で観覧可能。
今年は、例年よりも早く暑くなったことから、バラの花数も多く、見ごたえのある状況となっているそう。


また、おふさ観音では、3年ほど前から力を入れてきたあじさいの種類も大幅に増加。
5月15日に取材に訪れた時には、あじさいはまだ開花していないものが多かったが、このまま順調に生育すれば、6月中旬には見頃を迎えるそう。
バラとあじさいの両方を楽しめる時期に、いかなる景色となるのか、今から楽しみ。
「提灯まつり」も同時開催中

「提灯まつり」も開催中で、バラと提灯のコラボが楽しめる今がおすすめ。
提灯は室町時代に中国から伝来し、以来、神仏への供物として日本各地の寺社で重用されてきた。
灯りをともすことで暗闇を照らす提灯は、単なる照明具としての役割にとどまらず、古来より魔除けや厄除けの象徴として人々の信仰を集めてきたという。
神聖な空間を守る存在として、今なお多くの祭事や儀式において欠かせない存在である。
現代においても提灯は伝統文化を受け継ぐ重要な道具として再評価されており、地域の魅力や歴史を伝える観光資源としても注目されている。


珍しい提灯を含め、約2000個の提灯が境内を彩っている。

また、写真を撮影するのにおすすめなのは、めだかの学校エリアにある提灯が飾られたスポットである。
今年から登場したスポットであり、皆さんもぜひ撮影してみてはいかが?
見て楽しい、描いて楽しい「お絵かき絵馬」

おふさ観音では、「お絵かき絵馬」が大変な人気。
アニメに登場するキャラクターなどが描かれており、見るだけでも楽しい(皆、絵がうまい…)。

神秘を体験する「水みくじ」

また、昨年から始まった「水みくじ」も好評を博している。
おふさ観音の境内には、創建当初より湧き続ける自然の井戸水が存在し、現在も手水舎のちょうず鉢にその清らかな水が使用されている。
「水みくじ」は、この水に浸すと文字が浮かび上がってくる仕掛けである。
この井戸水は、年中を通じて冷たく澄んでおり、夏に涼を求めて「水みくじ」を体験するのがおすすめ。

まとめ

この時期限定の御朱印もあり。
また、夏には今年も「風鈴まつり」が開催予定。
しばらくは「おふさ観音」から目が離せない。
おふさ観音 春のバラまつり概要

●開催日時
2025年5月15日 ~ 6月30日
7:00~16:30
※閉門は17:00
●場所
おふさ観音境内
〒634-0075
奈良県橿原市小房町6−22