2025/04/26 07:00
ぱーぷる編集部
【奈良】牡丹、シャクナゲが見頃の寺4選
すっかり暖かくなって、お散歩がてらきれいな花を見るのも楽しい季節。
4月中旬から5月上旬に見頃を迎える花といえば、牡丹にシャクヤク、シャクナゲ。
奈良で牡丹やシャクナゲが美しいお寺をご紹介!

※気候によって見頃は前後するので、ホームページやSNSで開花状況を確認するのがおすすめ!
◆ 長谷寺【桜井市】

日本有数の牡丹の名所、長谷寺(はせでら)。
見頃には150種類7000株の色鮮やかな牡丹が境内を彩る。
4月26日~5月11日には「ぼたん回廊」と題して登廊および嵐の坂に多数の鉢植牡丹が設置される。
3月15日〜7月6日までは春季特別拝観として本尊大観音特別拝観と本坊大講堂特別拝観、春季特別寺宝展も開催中。
長谷寺 概要
●住所
奈良県桜井市初瀬731-1
●電話
0744-47-7001
●入山時間
8:30〜17:00(4月〜9月)
※牡丹まつり期間等時間延長あり
●入山料金
大人:500円/中・高校生/500円/小学生:250円
障害者手帳提示:250円 ※同伴者1名に限り障害者料金適応
◆ 室生寺【宇陀市】

四季折々の花が美しい宇陀市の室生寺(むろうじ)では、例年4月中旬から5月中旬にかけて、シャクナゲがピンク色に境内を染める。
仁王門をくぐり、国宝 五重塔に続く鎧坂の両側に咲き誇るしゃくなげは約3000株。特に今年はたくさん花を咲かせているそう。
咲き始めてから散るまでに色を変えるシャクナゲを眺めながら境内をゆっくり散策してみよう。
3月29日~5月6日まで金堂(国宝)諸仏特別拝観開催中。この特別拝観に限り、スマートフォンでのみ堂内の撮影をすることができる。
室生寺 概要
●住所
奈良県宇陀市室生78
●電話
0745-93-2003
●拝観時間
8:30~17:00
●入山料金
大人:600円/こども:400円
◆ 石光寺【葛城市】

葛城市の石光寺(せっこうじ)で春に見られる牡丹の数は約300種類2000株。
中には、昭和天皇の即位を記念した京都御所の門の名前を持つ貴重な品種や「神風」「戦勝錦」などの名前のつく品種も。実はこれらの名前は、戦時中に牡丹を守るために付けられたもの。引き抜くのをためらうような名前を付けて、大事な牡丹を守ったのだそう。
そんな歴史ある牡丹の見頃は4月21日頃から約1週間ほど。牡丹は11時くらいに花が崩れてくるので、朝に訪れるのがおすすめ。牡丹の見頃が過ぎると、シャクヤクやハイブリッド(牡丹とシャクヤクの交配種)が楽しめる。
石光寺 概要
●住所
奈良県葛城市染野387
●電話
0745-48-2031
●開門・閉門時間
9:00~16:30
※牡丹、シャクヤクの時季(~5月15日頃までは8:00~16:30)
●拝観料
大人(中学生以上)400円/小学生200円
◆ 岡寺【明日香村】

明日香村にある古刹、岡寺(おかでら)では4月中旬から5月初旬にかけて、約3000株のシャクナゲが境内を彩る。
重要文化財の仁王門周辺、本堂へと続く階段、本堂周辺、『シャクナゲの道』と呼ばれる奥の院参道など、境内のあちらこちらでシャクナゲのピンクの大きな花が参拝者の目を楽しませてくれる。
4月1日 ~ 6月29日までは春の特別拝観で「本堂内々陣御扉」が特別開扉され、重要文化財に指定されている日本最大の塑像、本尊如意輪観音菩薩様を間近で拝観できる。
GW期間は、天竺牡丹の華の池と華手水舎が登場。その色鮮やかな美しさも必見。
岡寺 概要
●住所
奈良県高市郡明日香村岡806
●電話
0744-54-2007
●入山時間
8:30~17:00
●拝観料
一般(大学生以上) : 400円 / 高校生 : 300円 / 中学生 : 200円