2025/04/06 18:00
ぱーぷる編集部(喜畑恵太)
【奈良高校野球】村井博樹氏が会長に再任!熱中症対策の成果と地元開催の近畿大会への決意を語る
奈良県高校野球連盟会長に村井博樹氏が再任。
昨年の熱中症対策の成果と、奈良で開催される近畿大会に向けた運営への思いを語る。球児への激励メッセージも!
村井博樹氏が会長に再任!熱中症対策成功と近畿大会への抱負

2025年4月4日、令和7年度奈良県高等学校野球連盟会長に村井博樹氏(奈良県立郡山高等学校校長)が再任されたことが発表された。
会長職の任期は2年。
村井氏は昨年度に引き続き、本年度も会長を務める。

昨年の就任時、村井会長は熱中症対策の強化を掲げた。この点について、目標は達成できたとの認識を示している。
村井会長は昨年の熱中症対策の成果について、「以前は1日に5台以上救急車を要請する日もあったが、昨夏の大会期間中は全日程を通して5台程度に留まった。選手はもとより、各校の応援団の方々も独自の工夫で対策を講じてくださったおかげです。例えば、大型扇風機の持ち込みや、スタンドへのテント設営など、様々な対策が見られました。熱中症対策の問題は、着実に改善に向かっていると感じています。」
と述べた。
今年度は、近畿大会が奈良県で開催されるにあたり、その目標について
「各府県から代表として出場する選手たちが、気持ちよくプレーできるような大会運営を心がけたい。」
と語った。
最後に、奈良の高校球児に向けてエールを求めると
「多くの選手にとって、野球を心から楽しめるのは高校野球が最後になるかもしれない。辛さや苦しさも経験するだろうが、それら全てを含めて高校野球を楽しんでほしいと願っています。」
と激励した。
4月12日(土)より春季大会が開幕する。
村井会長の2年目に奈良の高校野球がどう変わるか注視したい。