2025/04/03 18:00
ぱーぷる編集部(喜畑恵太)
【全国初】「医工連携」では初!奈良先端大×奈良医大「MSTeC NARA」が大学等連携推進法人に認定!医療技術革新へ
奈良先端医工科学連携機構「MSTeC NARA(エムステック なら)」が大学等連携推進法人に!
全国わずか10例、医工連携では初の認定。
両大学の強みを生かし、医療機器開発や研究を加速。奈良県知事も期待。
奈良先端大と奈良医大の連携法人「MSTeC NARA」が認定取得
2025年3月26日(水)に『奈良先端科学技術大学院大学』と『奈良県立医科大学』がタッグを組んで設立した、「一般社団法人奈良先端医工科学連携機構 通称:MSTeC NARA(エムステック)」が、正式に「大学等連携推進法人」の認定を受けた。

全国で見ると10例しかなく、医工連携を目的とした認定は初めて。
大学等連携推進法人とは?
「大学等連携推進法人」とは、2つ以上の大学等の設置者を社員とする一般社団法人で、それらの大学の連携の推進を目的とするのものとして、文部科学大臣の認定を受けたもの。
連携の例としては、連携開設科目、共同教育課程、共同FD・SD研修、産学連携窓口の共同設置、教育研究施設の共同利用、物品の共同調達、合同イベントなど。
具体例としては、『奈良先端科学技術大学院大学』で開発した医療器具を、いち早く『奈良県立医科大学』で臨床実験できるメリットがある。
塩﨑代表・細井副代表が語る「MSTeC NARA」の未来

4月2日(水)、山下真奈良県知事を表敬訪問した。
その後、記者発表会が開かれた。

会見には、「MSTeC NARA(エムステック)」の代表理事である塩﨑一裕氏(奈良先端科学技術大学院大学)、副代表理事の細井裕司氏(奈良県立医科大学)、そして山下真知事らが参加。
2009年に包括連携協定を締結した両大学は、このたび、更なる連携強化を目指し、「大学等連携推進法人」として新たな一歩を踏み出す。

認定を受け、細井副代表は
「体制が整ったばかりで、まだこれからが本番。昨年の東京医科歯科大学と東京工業大学の統合による『東京科学大学』設立は大きな動きであったが、我々も負けじと、西には『奈良先端医工科学連携機構』ありと認知していただけるよう尽力したい。」
と意気込みを語った。

また塩﨑代表は認定を受けて、率直な感想として
「細井副代表と時間をかけて様々な議論を重ね、この度の認可を得られたことを大変喜ばしく思います。両大学が連携し、これからどのような取り組みが広がっていくのか、期待に胸が膨らみます。」
と思いを述べた。

さらに、奈良県民が「MSTeC NARA(エムステック)」に何を期待すべきかという問いに対し、塩﨑代表は、
「奈良に存在する両大学が手を携え、地域医療を含め、最新の科学技術を医療分野に導入していくことで、奈良からどのような革新が生まれるのか、楽しみにしていただき、応援いただければ幸いです。」
と回答した。

山下知事は「MSTeC NARA」に対し、新たな産業の創出と、優秀な研究者が奈良に定着することへの期待感を示した。
まとめ

現在、当たり前のように使っているCTやMRIも工学と医学の連携があって生まれたもの。
両大学のタッグで、最新の医療機器が奈良から誕生する日も近いかもしれない。