個性爆発ラーメン！橿原『アノラーメンの娘』実食レポ

＜麺バカTAR-KUNの麺ダフルライフ＞＜奈良ラーメン新時代＞vol.55

“奈良のラーメン激戦区”近鉄富雄駅周辺で、行列ができる人気店【アノラーメン製作所】。

2014年の開店以来、営業時間は夜のみですが若者を中心に話題となり、個性的なつけ麺が味わえるお店として知られています。

そんなアノラーメン製作所の2号店として、2019年に橿原神宮前駅近くに出店されたのが【アノラーメン第二製作所】

しばらく休業をされていましたが、2025年2月より約2年ぶりに営業を再開！
【アノラーメンの娘】として屋号も新たにスタートを切られたので、ご紹介します。

橿原神宮前駅の西出口を出てすぐの場所にあり、スタイリッシュで洒落た店内が印象的。 女性1人でも入りやすい雰囲気を心がけておられます。

屋号が【アノラーメンの“娘”】になった理由は、スタッフの募集に応募された方が偶然にも全員女性だったからだそう。

女性ならではの細やかな接客と柔らかい雰囲気となっています。

ラーメンメニューは2種類。

今回のおススメ麵①

◆塩レモン中華そば

煮干しや昆布、鰹などから取られた魚介出汁に、四種類の塩をブレンドした塩ダレが味をまとめ、レモンが爽やかに香るスープ。

フワリと魚介が香るスッキリと飲み口の軽いスープで、老若男女問わず食べやすい味わいとなっています。

麺はパスタにも用いられるデュラムセモリナ粉をメインに、国産小麦をブレンドしたツルモチッとした自家製麺を合わせます。

トッピングにはホロホロで柔らかなチャーシューやモヤシが入っています。

今回のおススメ麵②

◆醤油ジンジャー中華そば

出汁は塩同様に魚介出汁を使用し、醤油のコクとフレッシュな生姜の香りが楽しめます。

代表のお気に入りだという奈良の向出醤油醸造元の濃口醤油が味の決め手で、コクのある甘辛い醤油の味に白ネギにペーストの生姜と刻み生姜が合わさり、体が温まります。

こちらもオススメだそうで、焼き飯を炊飯器で作られた一品です。 柔らかな味わいで油っけも少なく、ラーメンと食べるとちょうどよい味わいになっています。

まとめ

代表である大畑さんに少しお話を伺うと、肩の力を抜いて「また食べたい」と思ってもらえる大衆的なラーメンを作られたそうで、２杯ともアノラーメン製作所らしい味わいに仕上げられていると思います。

橿原神宮からも近く、朝の神聖な空気が漂っていることから早朝から営業されていて、奈良でも個性のあるお店だと思います。

今後のアノラーメンの娘に注目したいと思います。

『アノラーメンの娘』のgoogleマップはコチラ！

アノラーメンの娘

●住所／634-0063 奈良県橿原市久米町568
●営業時間／6:00〜15:00
●定休日／なし