2018年秋＜般若寺のコスモス＞見ごろ＆見どころガイド♪

2018/10/11 01:00

まもなく満開！コスモス寺般若寺に行ってきました。（10月9日(火)）

こんにちは。ぱーぷる編集部のミヤタです。

今回は＜コスモス寺＞として有名な般若寺に行ってきました！

般若寺といえば、奈良を代表するコスモスの名所。「コスモス寺」と呼ばれ、見頃の時期には日本全国・海外からも多くの人が訪れ賑わいます。

取材に伺ったのは10月9日(火)。例年であれば満開を迎える時期ですが、今年は天候等の影響で生育ペースがゆっくりめとのこと。

スカッとした青空のもと、たくさんのコスモスと、もっとたくさんのつぼみが境内を華やかな空気で包んでいました。

「今、３分咲きくらいですね」と工藤顕任副住職。

たくさんのつぼみにワクワク。

2018年＜般若寺のコスモス＞見頃時期は…？

例年の様子から見ると、取材日から１週間後くらいに満開を迎えるのでは、とのこと。

ずばり、一番の見頃は<span style=color: #ff0000;>＜10月12日(金)頃～21日(日)頃＞</span>というのがミヤタ予想です！

満開のコスモスが一面に咲き誇る絶景まで、もうまもなく。今週末や来週末に、ぜひ足を運んでみてくださいね♪

満開のコスモスを撮影した般若寺のポストカード

満開の時期と前後してさまざまな種類のコスモスが次々に咲くので、長く見頃を楽しめるのも般若寺の特徴。

今年は開花が遅くなったため、11月半ば頃までは秋の美しい境内を楽しむことができそうです。

赤とんぼや秋の蝶の姿も。

コスモス以外にも彼岸花や秋海棠（しゅうかいどう）、シオンや返り咲きの山吹など多種類のお花を見ることができる秋の般若寺は、おでかけの目的地にぴったりのスポット。

色あざやかな山吹（返り咲き）。境内で探してみてね。

＜般若寺のコスモス＞見どころはココ！

20種類以上・約15万本ものコスモスが咲く般若寺では、日ごろなかなか目にすることのない珍しい品種のコスモスに出会うことができます。

花びらが筒状になっている「シーシェル」

「ピコティ」

「キバナコスモス」

ちなみに、私が一番好きになったのはこちら、「イエローガーデン」。

淡い色あいがかわいい。

他にも、中心が輪状に色濃い「ハッピーリング」や、花びらが二段構えになったゴージャスな「サイケ」など、魅力的な変わり咲きのコスモスがたくさん。

境内を散策しながらゆっくりと探してみてくださいね♪

＜般若寺境内散策ガイド＞

飛鳥時代に創建された般若寺は、平城京の北東に位置することから「都の表鬼門を鎮護する寺」として大変重要な役割を担った由緒ある浄刹。

また、般若経を説いた智恵の菩薩「文殊菩薩騎獅像」（重要文化財）を御本尊とする学問寺としても有名で、コスモスの季節以外にも学業成就などを願う参拝者が多数訪れます。

本堂に向かって左側に位置する楼門は、鎌倉時代に創建された国宝。そして、重要文化財である十三重石塔とコスモスの組み合わせなど“ここでしか見られない風景”に出会えることから、写真愛好家からのラブコールも絶えないスポット。

9月20日(木)～11月11日(日)には「般若寺白鳳秘仏特別公開」も開催中

宝蔵館では秋季特別公開として、「白鳳阿弥陀如来立像」や「胎内仏大日如来」など般若寺に伝わる宝物を実際に見ることができます。

「白鳳阿弥陀如来立像」は白鳳仏特有の微笑みを浮かべた穏やかなお姿。

複連点紋（ふくれんてんもん）という細かな装飾が施された衣紋がおしゃれで、頭と手足が大きめのデフォルメされたバランスにあどけなさが感じられる、ちょっぴりかわいらしい小ぶりな仏像。

普段あまり仏像を見ない人にも、ぜひ。コスモスとあわせて貴重な秘仏に会いに行ってみるのがおすすめです。

（※宝蔵館特別公開は都合によりお休みの場合あり、事前問い合わせが確実。）

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