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女性のためのNEW STANDARD

<連載>『女子のNEW STANDARD』vol.2:女性のみなさん、子宮頸がん検診受けていますか?

ーよりステキなライフを過ごすために、自分のカラダのことをもっと知ろうー

  • 情報掲載日:2021.04.30
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

こんにちは、日刊ぱーぷる編集デスクの松本です。
この連載は私が女性のカラダについてテーマを決めてを毎月皆さんにお伝えしていくもので、その「知識」を持っていることで、より楽しい未来を描いてもらえればと思っています。

前回は「子宮頸がん」という病気について、詳しくご紹介いたしました。
その中で「どのようにして子宮頸がんを予防すればいいの?」という疑問に、
一番有効的なものが「子宮頸がん検診」だとお伝えいたしました。

今回は「子宮頸がん検診」ってどんな検査なの?という問いに対して、詳しく紹介していきます!

どのような検査なのか、奈良市の中登美ヶ丘で「すぎはら婦人科」の院長を務める杉原研吾先生に詳しくお話を伺いました。

「すぎはら婦人科」 杉原研吾先生
「すぎはら婦人科」 杉原研吾先生
前回の記事はこちらから

vol.1:20代・30代で増えている子宮頸がん

「子宮頸がん検診」ではどんなことをするの?

杉原先生:通常、子宮頸がん検診は子宮入り口の頸部をブラシ等でこすって細胞を集め、顕微鏡で異常を見つける「細胞診」という検査です。

松本:ブラシ等でこするのは痛いですか?検査にはどれくらい時間がかかるのでしょうか?

杉原先生:痛みの感じ方が人それぞれですが、大半の方がほとんど痛みはないとおっしゃっています。また、検査時間もほんの数分ですみます。

異常が発見されるケースも

松本:細胞診の検査でなにも異常がなければよいですが、異常が発見されることもありますよね?

杉原先生:はい、もちろんあります。子宮頸がんの検診受診者の約2.3%に異常が発見されたと報告があります。(厚生労働省の「平成29年度地域保健・健康増進事業報告」より)

松本:異常が検出される割合はそれほど高くないかもしれませんが、20〜30代の若い女性でかかる割合、死亡率ともに増加しているがんと考えると「もしかしたら自分のことかも・・」と考えることが大事ですね。

松本:子宮頸がんの前兆はありますか?

杉原先生:早期は無症状と言われています。症状が現れてくる頃にはかなり進行しているケースが少なくないので、定期的な検診は大事です。

検査で異常が出た場合はどうすればいいの?

松本:子宮頸がん検診で異常が出た場合はどうなりますか?

杉原先生:専門機関でコルポスコピーという拡大鏡で病変部の観察を行い、子宮頸部の組織を採取、顕微鏡で検査する「組織診」を行ます。この検査は生検(組織採取)を行うので「コルポ生検」と呼ばれています。

松本:先ほどのブラシでこすって行う「細胞診」よりも、痛みがありますか?

杉原先生:そうですね、痛みの感じ方には個人差がありますが、通常はそれほど大きくありません。ただ、組織を採取しますので、出血がともなうことも。検査終了後は出血を止めるために、ガーゼを入れ、その後30分ほどかけて止血状況を確認する場合があります。

松本:「組織診」は時間がかかる、大がかりな検査なのでしょうか?

杉原先生:止血の処置時間を含めても10分程度で、日帰りで行います。

「組織診」の精密検査で異常が確定した場合は?

杉原先生:子宮頸部異形成という状態では、その後進行していないか、定期的に細胞診を行う必要があります。また、上皮内がんや微小浸潤がんという診断でこれから出産の希望のある方には、子宮を温存する治療として子宮入り口のみを切除する「子宮頸部円錐切除」を行います。

松本:まだ結婚、出産されていない若い方で子宮頸がんだと診断されたとしても、初期であれば子宮を残した治療方法が可能なのですね!

杉原先生:今後、お子様を望まれない場合や、進行がすすんだがんで子宮頸部および周辺に広がっている場合は、子宮や周辺組織の摘出を行ます。転移がある場合は通常のがん治療と同じく、放射線治療や抗がん剤治療が選択されます。

改めて大事な初期での「発見」、そのための「定期検診」

若い女性で将来子どもを持ちたいと考えてらっしゃる方にとって、子宮を失うことは将来設計的にも、また精神的にもつらくなることだろうと思います。

「がんが見つかってしまったらどうしよう・・」と不安で検査に踏み出せない方もいらっしゃるでしょう。しかし、子宮頸がんは「予防することができるがん」なのです!予防できるがんを自分自身で予防できていない状態にするのはとても惜しいです。

「まだ若いから大丈夫」、「問題ないはず」とは思わず自分の体と向き合い、定期的に子宮頸がん検診を受けるようにしましょう!

次回は「PMS(月経前症候群)ーつらい生理前の不調ー」について、取り上げます。

お話いただきました 杉原研吾先生

大学卒業後、婦人科、産科医療、高度生殖医療を中心とした最先端の不妊治療に従事し、中登美ヶ丘に婦人科・不妊治療の医院として「すぎはら婦人科」を開業。不妊症から自然妊娠へ可能性を高める卵管を通す手術のFT(卵管鏡下卵管形成術)を当院で延べ1,500件以上行う。

杉原先生が開業されている「すぎはら婦人科」はこのような病院です

一人ひとりに合わせて、からだに優しい治療を目指します

自然妊娠の大きな妨げとなる卵管通過障害に対し、FT(卵管鏡下卵管形成術)を行える県内唯一の婦人科で不妊治療を専門に行っている。子宮内膜症や子宮筋腫の精密検査、内診が苦手な場合は、クリニックモール内で即日のMRIの検査も可能。常時、検診や月経困難症、PMS、更年期障害などの婦人病にも対応している。

待合室
待合室
診察室
診察室
内診室
内診室
リカバリールーム
リカバリールーム

Information

すぎはら婦人科
住所
奈良市中登美ヶ丘6-3-3 リコラス登美ヶ丘A棟3F クリニックモール登美ヶ丘
電話番号
0742−46−4124(よろしくよいにんしん) ※予約制 (初診の方も必ずご予約ください)
営業時間
平日:<午前>9:30〜12:30 <午後>15:30〜18:30
土曜:<午前>9:30〜12:30 <午後>14:00〜16:00
休み
水曜、日曜、祝日
駐車場
リコラス共用駐車場(第1・第2)260台
リンク
すぎはら婦人科HP



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