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カレー菩薩ちゃんの奈良カレー総本山化計画

Vol.6カレー菩薩ちゃんの奈良カレー総本山化計画

酒と肴 なかむら(『スパイスの巣 ナラカム』)

  • 情報掲載日:2021.02.26
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

こんにちは。
奈良市きたまちエリアで『菩薩咖喱(ぼさつカリー)』というネパール式のスパイスカレー店を営んでおります、カレー菩薩ちゃんと申します。
趣味はカレー、特技もカレー、ついでに将来の夢もカレーです。

すでにお店や私自身のことをご存知いただいている方々におかれましては、「カレー菩薩ちゃんとは・・・?」といった具合に、さぞ訝しんでおられることと存じます。
このような突然の自己紹介となりますこと、私自身も心苦しいような、さほど心苦しくないような、気恥ずかしいような思いでいっぱいです。

詳しくは下記の記事をご参照下さい。

さて、私の今後の人生において成し遂げたい野望はと申しますと、
それは“奈良をカレーの総本山にする!”ということです。

ひとことでご説明申し上げるなら、奈良とカレーの結びつきをより強固なものにし、奈良にありとあらゆるカレーを集結させたい、というようなニュアンスでしょうか。

仕事の合間のランチに、忙しい週の作り置きメニューに・・・カレーは私たちの食卓をあらゆる場面で支えてくれる頼もしい存在です。
皆さまはどのようなシチュエーションで食べるカレーが好きですか?

私は何と言っても、休みの日の昼間にビール片手にいただくカレーの素晴らしさについて熱く語りたいのです。
カレーはできればライスとともに味わうスタイルで、少々スパイシーめくらいがビールによく合います。
お店に着いたら、ランチメニューの中のお目当てのカレーと一緒にビールをオーダー、大抵のお店では先にビールが運ばれてきます。
瓶ビールの場合、小さめのグラスに注いで少しずつ飲む楽しさがあるし、グラスがなければ、早い時間からビールをラッパ飲みする背徳感にワクワクします。
また、昼間の明るい時間帯に見る生ビールの神々しさ、これには格別の趣がある。

そうしてビールを楽しんでいる間にカレーが到着、ここからは一気に形勢逆転、主導権がカレーに渡ります。
冷えた口の中に襲来する怒涛のスパイス砲をひたすら受け止め、時にビールでまた冷却、それを繰り返すうちにビールが弾切れに、ここで銃弾を補充するか否か、逡巡する時間さえ楽しさに満ち溢れ、気づけばお皿は空っぽ。満ち足りた腹とほろ酔いの頭で繰り出す街の、その多幸感に満ちた眺めと言ったら・・・・

今回は昼や夜、お好みのシーンでお酒とともにカレーやスパイスあてが楽しめる『酒と肴 なかむら』(ランチ時は『スパイスの巣 ナラカム』)の店主・中村真一さんについてご紹介いたします。

これまでのカレー人生について

中村さんのカレー好きは幼少期からの筋金入り。
「親が共働きやったんで、おばあちゃんがよくご飯を作りに来てくれてたんですけど、そのカレーがめちゃくちゃおいしくて。
市販のルゥで作ったカレーで、ちょっといい牛バラ肉を買ってきて作ってくれました。
大人になって、自分でもカレーを作るようになってから、前職の同期の子がスパイスセットをプレゼントでくれて、そこから色々自己流で作ってみるようになって。」

そんな中村さんがさらにカレーの深みにはまり込むようになったのは、当時奈良にあった南インド料理のお店に行ったことがきっかけだったそう。

「そのお店のカレーが、すごい辛いんですけどおいしくて。
ナンではなくお米と食べるカレーが新鮮で、南インド料理ってこんな感じなんやって言って、そこからより深みに入っていったというか。スパイスカレーを本格的にはじめるきっかけになりましたね」

社会人として県庁で働き始めて2年目の頃から漠然とお店を持ちたいと言う思いがあった中村さんは、スパイスやカレーへの興味が高じてインドへ渡航した経験もあったそうです。

「シルバーウィークに休みを取って一週間くらい、ガイドもなしで行きました。
チェンナイ(インド東部に位置する、『南インドの玄関口』とも言われる都市)からカーニャクマリ(インド大陸部の最南端の町)、そこからコチ(インド南西部の沿岸・ケララ州にある都市)に行ってチェンナイに帰ってきて。
インドに行く前といった後ではカレーのレベルが全く別物になりました。カレーの正解っていうのが何かわからないですけど、インドで嗅いだスパイスの香りが脳内に焼き付くので、それをベースとして作れるようになったというか。
テンパリングしたりするスタータースパイスの丁度いい香りがわかるようになったり。

一番印象的だったスパイスはカレーリーフで、魚や肉の匂いが多少きつくても、最後にテンパリングしたカレーリーフのオイルを入れるとまとまることがあったりして。
今のうちのカレーはカレーリーフを入れないと成立しないといっても過言ではないです。
いちばんの推しスパイスもカレーリーフですね(笑)」

カレーリーフとは、ミカン科の植物で南インドやスリランカでは必須のスパイスとされており、独特の芳しい香りとほのかにスパイシーな芳香をもつハーブ。
(参照:スパイス&ハーブ検索|S&B エスビー食品株式会社https://www.sbfoods.co.jp/sbsoken/jiten/search/detail/00134.html

インドに行ったのと同時期に料理学校に半年通った中村さん。

「火の通し方、食材の切り方など基礎から学びました。

そこからもしばらくは悶々としながら県庁で働いていたんですけど、辞める2年くらい前に“企業立地推進課”というところに転属になって。その仕事をやってるうちに、『自分も起業してみたい!』という意欲が高まってきて。そこからすぐに物件も探し始めて、早めに押さえて、今に至る感じです」

おすすめメニュー

「アーユルヴェーダ・ナラカムミールス
○カレー4種盛り ¥1,500(税込)」

この日のメインのカレーは「豚の旨味に溺れるタンルートカレー」「生ラムのキーマ一歩手前 荒斬りカレー」。

独特のネーミングセンスが光る2種のカレーは、それぞれ肉の旨味を生かしつつ、スパイシーでパンチのある味わい。ここに南インドの野菜カレー「サンバル」、

レンズ豆のカレー「パリップ」、副菜がついたボリューム満点のプレート。

はじめはそれぞれのカレーの個性を楽しみ、途中で混ぜつつ食べるもまた良し。ガツンとスパイシーなカレーがビールにもよく合います。

ランチだけでなく、夜営業の際にもミニサイズのカレーがオーダーできるという万全のカレー・ホスピタリティにも刮目です。

奈良とカレーのこれから

ご自身で畑を耕し、“推しスパイス”でもあるカレーリーフの栽培も行なっているという中村さん。

「カレーリーフをはじめとして、奈良を国産スパイスの一大産地にしたいと思ってます。奈良県の特産品がスパイスと言えるようになればいいなと・・・
いろんな角度からスパイスで街を盛り上げて、奈良を“カレーの総本山”にしていきましょう!」

奈良のカレー総本山化に向けて、熱い想いを持つ中村さんのご活躍から目は、今後も目が離せません!
営業時間など、詳細情報は随時SNSをチェックしてみてください。

Information

酒と肴 なかむら(『スパイスの巣 ナラカム』)
住所
奈良市南市町16
電話番号
0742-81-3932
営業時間
〈ランチ〉11:30〜14:00(L.O.13:30)
〈ディナー〉17:00〜22:00(L.O.21:30)
※日曜は14:00〜20:00
休み
月・火曜・金曜ランチ
席数
カウンター7席、テーブル12席
駐車場
無(近隣に有料P有)
リンク
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